戦国期日本の対明関係 遣明船と大名・禅僧・商人

岡本真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642029742
ISBN 10 : 4642029745
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
308p;22

内容詳細

戦国期の遣明船の派遣は、主導権をめぐる国内での争いや明国側の受入事情など、多くの問題を抱えつつも数次に及んだ。細川氏・大内氏ら諸勢力の対立と協調の構図を見直し、使節の歴史的位置や禅僧・商人たちの活動など多岐にわたる論点を、未検討・新出史料も駆使して検証する。南蛮貿易・朱印船貿易への影響も見据え、日明関係史の推移を追う。

目次 : 研究史と課題/ 第1部 戦国期遣明船の経営者・派遣主体(寧波の乱以前の遣明船と細川氏/ 「堺渡唐船」考/ 種子島「新貢之三大船」考/ 天文年間の遣明船と大内氏の国内活動)/ 第2部 遣明船からの連続と変容(弘治年間の遣明使節の歴史的位置/ 「山隣派」と遣明船/ 堺商人日比屋と十六世紀半ばの対外貿易/ 戦国期の京都商人と対外貿易)/ 結論と展望

【著者紹介】
岡本真編 : 1980年東京都に生まれる。2012年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学史料編纂所准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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