「小さな歴史」と「大きな歴史」のはざまで 歴史についての断章

岡本充弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763420008
ISBN 10 : 4763420003
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
188p;19

内容詳細

個人、家族、国家、地球、宇宙…それぞれの歴史がある。歴史はなぜ存在しているのか―「私にとっての歴史」と「私たちにとっての歴史」を考える。私たちの身の回りのいたる所にある「歴史」。では「歴史」はなぜ、どのように作り出されているのだろうか―。歴史の構築性、歴史認識にかかわる諸問題を、歴史学から哲学、社会問題や映画、漫画など多様なテーマを手がかりに読み解く。

目次 : 序章 プロローグ/ 第1章 歴史の構築(構築されているもの/ 言葉と記号/ 真実)/ 第2章 理論的な問題(リアリティ/ フィクション、ノンフィクション/ 相対的な視点/ 主観性・客観性/ 複雑性/ 時間/ 科学と歴史)/ 第3章 歴史のあり方(歴史を考えなおす/ 歴史を教える/ ファミリーヒストリー/ 文学)/ 第4章 メディアと歴史(映画/ 漫画)/ 終章 エピローグ

【著者紹介】
岡本充弘 : 1945年栃木県生まれ、東京大学人文科学系大学院博士課程西洋史学専攻単位取得退学、東洋大学名誉教授、東洋大学人間科学総合研究所所長(2004年〜2008年)。専攻はイギリス近代史(チャーティスト運動)、歴史理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Rick‘s cafe さん

    「歴史」のことを過去の出来事として、その存在を自明視してしまいがちであるが、実際は恣意的に、明確な意図を持って構築されてきたものである。フーコー以来の構築主義に則り、大小様々な歴史に関するエッセイが展開されているのが本書である。そもそも歴史とは何か、その理論はどんなものか、歴史の実用性のダークサイドについて、映画や漫画などのメディアと歴史の関係は。歴史学の議論を下敷きにしながらも、卑近な例によって分かりやすく描き出されている。一方でブログ記事を編集されたものであるためか、散漫で纏まりが薄く感じる部分も。

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