居酒屋お夏 9 男の料理 幻冬舎時代小説文庫

岡本さとる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344428423
ISBN 10 : 4344428420
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
317p;16

内容詳細

いぶし銀の働きでお夏を支える料理人の清次が、哀しき母子との交流を人知れず深めていた。女の亭主は理由あって旅に出ているのだという。やがて旅帰りした亭主と対面した清次は、その男に好感を抱く。だが彼の眼差しには、修羅場を潜った者特有の鋭さが含まれていた。男の過去に一体何が?脛に傷持つ者は幸せになれないのか?感涙の第九弾。

【著者紹介】
岡本さとる : 1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。2010年、『取次屋栄三』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    器用じゃ無い漢・清次!私はそんな清さんが好きだ〜!(笑)今回も人情味溢れて、これでどんな感じに大団円に持っていくのだろう‥なんて、そんな心配は無用でした。「素人は黙ってついてきな」って感じの4話目。はぁ、そう来たか!小椋市兵衛があやつだったかぁ。すんなりと敵討ちは叶わない。が、いよいよ感が高まって来た。そう、間もなくだ。自然と私も力が入ってしまう。そんなシリーズ第9弾だった。

  • やま さん

    居酒屋お夏シリーズの9作目 2019.02発行。 文字の大きさは…中。男の料理、大福餅、熱いの、人斬り焼酎の短編4話。「男の料理」は、清次のせつない恋。「大福餅」は、女房に逃げられた不器用な長屋の大家・弁十郎と出戻りで酒毒の父親を抱えるお吉の恋。「熱いの」は、相思相愛の女が男を想い「生きていても、あの世に行っても、これと心に決めた人を、ずっと好きでいられるってことは、何よりも幸せじゃないの?」と言うくだりがいい。「人斬り焼酎」は、お夏の亡母の仇・小椋市兵衛が千住の市蔵であった。市兵衛をお夏たちが襲ったが…

  • とし さん

    居酒屋お夏 「男の料理」 9巻。一話〜三話のほのぼの感満載、四話は怒濤の展開に小椋市兵衛(市蔵か)あと一歩でしたね次巻に持ち越し残念。

  • papako さん

    既刊最後の1冊。懐かしい人達や昔の知り合いも登場し、最後にむけての片付けもついた。最後の仇の姿も見えてきた。さてさて次は対決ですよね。誰も死なずに終わるかしら。気持ちよく読めるシリーズだけに、終わりも気持ちよく終わって欲しいなぁ。

  • ゆきちん さん

    居酒屋お夏9巻。必殺仕事人的勧善懲悪で、予定調和がウリの本。安心して読める。今回も、あーおもしろかった。というより、必死で読んだ。ラストが近いのでしょう。今まで出てきた人たちのその後の話なんかがあるなーと思ってたら、お夏の仇の姿がはっきりして仇討ちの展開!ああ!市兵衛はどうなったんだろう!クライマックスの次巻10巻でラストかなぁ。身内は誰も死なずに気持ちよく居酒屋を続けて終りますように!

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岡本さとる

1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九〇周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー以来、二〇巻の大人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行

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