泣いた分だけ笑わしたる! アルコール依存症から脱出した八ちゃんの奮闘記

岡八朗他

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838714414
ISBN 10 : 4838714416
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,207p

内容詳細

不幸の始まりは、緊張をほぐすための酒だった…。吉本新喜劇の元看板役者・岡八朗が重度のアルコール依存症となって味わった数々の困難。父を支える娘の愛情、家族の絆を描いた感動のドキュメンタリーエッセイ。

【著者紹介】
岡八朗 : 愛称「奥目の八ちゃん」。1938年兵庫県尼崎市生まれ。高校卒業後、あこがれの舞台に立つため、宝塚映画の研究生となる。60年吉本興業に入社。「くっさー」「スキがあったらかかってこんかい!」など、次々とギャグを生み出し、30歳で『吉本新喜劇』の座長に大抜擢。一世を風靡するも、その後20年にわたり自身のアルコール依存症が遠因で、胃ガン、脳挫傷、家族の死など不幸が続く。02年12月、記憶障害と闘いながら芸能生活45周年記念公演『岡八朗我王伝説』で奇跡の復活。03年1月30日放映のNHK『にんげんドキュメント』で、多くの視聴者を感涙の渦に巻き込んだ

市岡裕子 : 1964年兵庫県西宮市生まれ。岡八朗の長女。4歳からピアノと歌を習い始める。フロリダのサンタフェ・コミュニティー・カレッジ秘書科卒業。帰国後、貿易商社やカナダ領事館にて秘書を務め、96年ニューヨークへ。そこでゴスペルと出会い、99年ブルックリン・ウイーンズ音楽院に入学。ブラックミュージックを本格的に学ぶ。特技に料理、洋裁、メークアップ。ニューヨーク州公認エステシャンの資格を所持(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    芸人さんの私生活、それは本当の自分の姿を現す場所であること。悩みや家族もあり何ら一般の人と変わることはない。プレッシャーから呑み始めたお酒の影響か、次第に家庭も崩壊していく。そして妻の自殺、長男の病死、 再婚、胃がん、脳挫傷そしてまた離婚。アルコール依存と共に多くの苦難がやってくる。それを支える娘と岡八朗自身の二人が書いた振り返りが、興味深く読むことが出来た。人として障害を乗り越えて生きることの大変さも感じた。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン さん

    読友さんのレビューより。岡八朗がアルコール依存症だったとは露知らず。これまでテレビに出ていた人の姿が見えなくなっても気にならないものなのですね。サバイブできたからこそその体験を他者は知ることができる。本人と苦労を共にしたというかかけられた娘さんの話が交互の構成は早く先を知りたいという気持ちにさせられ、お二人が乗り越えてきた日々の重みが伝わりました。娘さんがゴスペルと出会い内省を深めることによって至った境地、”神様”の言葉が人を救った幸せな例でしょう。まさにACを体現した裕子さん、手を差し伸べる側にとって→

  • ネギっ子gen さん

    03年1月30日放映のNHK『にんげんドキュメント』で、多くの視聴者を感涙の渦に巻き込んだ「奥目の八ちゃん」の人生は苛酷なものだった――。気が弱いがゆえ酒に溺れた挙句の、リストラ解雇。不幸は仲間連れでやってくる――妻の自殺、長男の死、胃癌、脳挫傷などなど。どん底を味わった父親の、人生と本気で闘う姿を知って、娘は思った――。「もう一度、父を舞台に」。 アルコール依存症から脱出した吉本新喜劇の元看板役者・(再起を期し、岡八郎から改名し)岡八朗の奮闘記。父と娘の愛情、家族の絆を描いたドキュメンタリーエッセイ。⇒

  • kera1019 さん

    お笑い芸人として成功した裏側には、心の弱さから飲酒、連続飲酒、ブラックアウト、幻覚、脳の萎縮、スリップ、それに加えて妻の自殺、リストラ、胃ガン、長男の死、脳挫傷とアルコールによる支配から逃れる事が出来ず、ドン底まで経験して「このまま生きてても、ええことあらへん。どうせまた一人ぼっちや」という気持ちになるのは仕方ないと思う。飲酒のコントロールが出来ない病気として、家族の病気として依存症から立ち直るのには本人は勿論の事、周りの支えが大切という事がよく分かります。岡八朗とオール巨人の師弟愛に涙ちょちょぎれました

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