人間万事嘘ばっかり 山田風太郎エッセイ集成

山田風太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480814951
ISBN 10 : 4480814957
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384

内容詳細

政治家は嘘っぱちの公約のラッパを吹き、国民はあんな嘘っぱちをいってらあとこれを聞き…。時は移れど、人間の本質は変わらない。世相からマージャン・酒、風山房での日記まで、丸ごと単行本初収録のエッセイ集。

【著者紹介】
山田風太郎 : 1922(大正11)年1月、兵庫県養父郡関宮の医家に生れる。49年、「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。50年、東京医科大学を卒業するが、医師の道を進まず、作家として身を立てる決心をする。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』を初めとする、風太郎忍法を生み出し、忍法ブームをまきおこす。さらに73年より『警視庁草紙』『幻燈辻馬車』『明治波涛歌』など、独自の手法による“明治もの”を発表、ファンをうならせる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なにょう さん

    父から拝借。山田先生、蒲柳の質とかいうわりには、三日三晩マージャンしてらっしゃったり。昔から、先の大戦の頃、人びとはどう考えてたのか興味がある。いわく、「あの戦争が悪であったかという判断はまだ私にはできない。しかしただ一ついえることは日本には侵略戦争をする資格はなかったのではないかということだ」と。戦時下の混乱をご存知だからこそ、戦後の繁栄をより価値あるものと享受されてらしたんだな。

  • ミッチ さん

    「陰徳陽報」という言葉がお好きなようです。陰徳陽報とは、人に知られずに陰でこつこつと善い行為を行うことです。ことあるごとに風太郎さんはそれは陰徳陽報だという、風太郎さんはかなり甘い汁を戴いたようです。また、「私の忘れえぬ人」のなかで、私は長寿だと思う。その理由はイヤなやつと付き合う必要がない執筆業だから。付き合いにくいのはいわゆる「エライ人」である。いちばん厄介なのはエラクもないのに自分ではエライと思っている人物である。う〜ん!納得しました。が、風太郎さんて幼い気難しい好好爺という印象をうけました。

  • hirayama46 さん

    政治やギャンブルなど様々なテーマの未収録エッセイを集めた一冊。統一性のなさゆえに山田風太郎の視点の行き先が見定めやすいところがあり、面白かったです。

  • seichan さん

    エッセイ集なのでさらりと読んだ。市村羽左衛門の最後の舞台を見たり、姿三四郎をリアルタイムで見たり、といった話が面白かった。そんな映画見物さえできず戦死していった同級生たちへの思いや戦後の繁栄に当惑するような心持ちが所々に顔を出す。こういう飄々とした味のエッセイもいいけども、やっぱりこの人は小説が最高かな。

  • Yasutaka Nishimoto さん

    初めて読んだ著者の本。ひょうひょうとした文章が小気味よいエッセイ集。

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山田風太郎

大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を

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