囮捜査官北見志穂 山田正紀・超絶ミステリコレクション 3|4 荒川嬰児誘拐 徳間文庫

山田正紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198947217
ISBN 10 : 419894721X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
追加情報
:
425p;15

内容詳細

囮捜査官・北見志穂は、首都高バラバラ殺人事件の犯人を射殺したショックで軽度の神経症に陥る。直後に発生した嬰児誘拐事件の犯人は、なぜか身代金の運搬役に志穂を指名してきた。“犯人は私の双子の妹では?”―頭を離れない奇妙な妄念に心を乱され、狡知を極める誘拐犯との神経戦は混迷の極致へ。驚異的な謎また謎の多重奏『囮捜査官シリーズ』、堂々の第三弾!

【著者紹介】
山田正紀 : 1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はんく さん

    タイトルにあるようにストーリーの太い幹となるのは誘拐事件だ。犯人はあの手この手と奇策を繰り出し捜査関係者を終始翻弄する。サイドストーリーは北見志穂の葛藤。前作(囮捜査官2)の結末の結果、大きな責任を背負わされ心を病みかけた彼女は自身が多重人格障害だと思い込む。狡知な犯人はある企みを持って志穂を身代金の運び役に指名する。誘拐事件の裏に隠された真の目的は予想外で衝撃的だ。しかしながら事件そのものは賭けに等しい綱渡りのようなもので最後まで浮かび上がってくることのない真犯人の都合の良い展開なのは些か安易にすぎた。

  • 読書と紅茶🥰 さん

    志穂のすっきりしない心と呼応するように物語も曖昧模糊としている。いきなり嬰児誘拐事件が語られ、そこに至った経緯が徐々に明らかにされていく。私的には飄々とした袴田刑事のファンですが、志穂も志穂で健気で頑張れ!とつい応援したくなります。ボディコンスーツが時代を感じます。

  • ryomisawa さん

    シリーズ第3弾。親本で読んだ時の記憶が殆ど飛んでいるので、新刊を読むような気持ち。

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山田正紀

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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