囮捜査官北見志穂 山田正紀・超絶ミステリコレクション 1|2 山手線連続通り魔 徳間文庫

山田正紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198947033
ISBN 10 : 4198947031
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
341p;15

内容詳細

警視庁・科捜研「特別被害者部」は、違法ギリギリの囮捜査を請け負う新部署。美貌と“生まれつきの被害者体質”を持つ捜査官・志穂の最初の任務は品川駅の女子トイレで起きた通り魔事件。厳重な包囲網を躬して、犯人は闇に消えた。絞殺されミニスカートを奪われた二人と髪を切られた一人―奇妙な憎悪の痕跡が指し示す驚愕の真相とは。

【著者紹介】
山田正紀 : 1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 麦ちゃんの下僕 さん

    松下由樹さん主演の2時間ドラマ版は何作か見たことがありますが…原作は初読です。品川駅のトイレで2週続けて発見された女性の他殺体…彼女達は殺される直前、山手線車内で痴漢の被害にあっていた!?…なるほど、“超絶ミステリ”と銘打つだけのことはある、読み応え充分の作品でした!終盤まで違和感を残したまま二転三転…最後の真犯人の供述が秀逸ですね。このシリーズは“五感”をテーマにしているそうで…“触覚”がテーマの今作では、やはり痴漢の描写が生々しいです…女性読者はご注意を⚠️ 青崎有吾さんによる解説も素晴らしいですよ!

  • geshi さん

    そりゃ2時間ドラマ化するだろうなと思う、よくできたサスペンス。犯人と目される人物が二転三転して先を読ませない展開と、志穂が囮として自覚し冴えないオヤジと思っていた袴田や目の敵にされていた井原の別の面が見えてくるキャラクターの成長があり、王道をちゃんと踏まえている。被害者である女性に向けられる目は現代でも通じるテーマになっていて、復刊した意味も分かる。一応ミステリらしい心理トリックはあるが扇情さが優先されていて、歪んだ動機がもっと際立つようにできただろうとは思う。

  • マツユキ さん

    見たことはないけれど、2時間ドラマの原作があたらしく出ていたので、読んでみました。囮捜査官となった志穂の初めての事件は、若い女性を狙った通り魔事件だった…。シリーズ一作目なので、それぞれ様子見の警察内部。低く見られがちの人が活躍するというのは、単純に好き。読んで、2時間ドラマも納得。痴漢ということで、読んでいても、嫌な気分になりましたが、それをきっかけに見えるものは、令和の今でも変わらない。最後まで、犯人は誰?何故?と面白かったです。

  • 宗次郎 さん

    地味に山田正紀氏の本初読みであった。SF畑の人というイメージがあって敬遠していたのかもしれない。この本が最初に出たのは1996年みたいだが著者が潜ませた裏テーマはこのときから改善しているだろうか?今読んでも共感してしまうということは社会がそれほど変わっていないことの証左にはならないか。201ページの13行目を読んで「彼女は頭が悪いから」を思い出した。ストーリーもキャラも面白く、犯人も完全にやられてしまったので旧作全て読んでみようと思う。完全新作期待してます。

  • うさぎや さん

    囮捜査専門の女性捜査官の活躍を描くシリーズ1巻。志穂さんつよい。

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山田正紀

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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