デス・レター 創元日本SF叢書

山田正紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488018412
ISBN 10 : 4488018416
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
248p;20

内容詳細

人を探し出してインタビューするのがぼくの仕事だ。もう一つ重要な役割があるけど、それはまだ言わない。ぼくはいま、謎の手紙を届けて回る一人の少女を探している。その手紙は、大切な人の死を予告する“デス・レター”だという。愛する人の死におびえる者、心当たりのない者、すでに愛する人を失った者。少女の足跡を辿るなかで、ぼくはいつしか奇妙な違和感を覚えるが…「そのことを話すため、こうしてやってきた。とても大事な話なんだ」破格の想像力が炸裂する、山田正紀マジック!

【著者紹介】
山田正紀 : 1950年名古屋市生まれ。74年のデビュー中編「神狩り」で第6回星雲賞を受賞。82年『最後の敵』で第3回日本SF大賞を、2002年『ミステリ・オペラ』で第55回日本推理作家協会賞及び第2回本格ミステリ大賞を受賞。SF、ミステリ、冒険小説など多岐にわたる分野で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 本の蟲 さん

    「急いだ、急いだ、お前の大切な人(ラブ)が死んじまうぞ」同名のジャズの歌詞が書かれたデス・レター。不思議な説得力を持つその手紙を受け取った人は、実際に大切な人(あるいはモノ)が死んでしまったという。手紙を渡してくる白いつなぎを着た少女を追って、「ぼく」は関係者にインタビューをしていくが…。人は物語にとらわれて演じてしまう。わかるわー、と頷ける1話の終盤からどんでん返しで、あとも二転三転四転五転する物語。セカチュウ。ジャズ。ヘミングウェイ。不思議の国のアリス。想像力の爆発がすさまじい良作

  • ぐるぐる244 さん

    恩田陸との対談集を読んでからずっと山田正紀を読みたかったんだが、「神狩り」はハードル高くて読めないでいた。死神とか吸血鬼とか出てくる話苦手なので、冒頭、死神が出てきて予想と違う内容に驚くも、最後の一章でがっつり力業のSFになってまた驚く。付記:村上春樹「女のいない男たち」の「木野」を読んでいるとき、どこかで読んだような…と思ったらこの本だった。ヘミングウェイを絡めた章が春樹っぽいなあ、と思っていたけれど、まさに!他にも知ってるとニヤリとする仕掛けがありそう。

  • ムーミンママ さん

    連編短編集。ファンタジーかと思いきや最終話でSFに様変わり!! 面白かったんだけど。。最終話で煙に巻かれた感じ?こんなに難しい終わり方にしなくても良かったかな?

  • だけど松本 さん

    最後に全然意味わからなくなっちゃってがっかり。

  • ふかborn さん

    死神の十八番を奪い、人々に死期を仄めかす手紙を届けるウサギちゃんが登場。これって…少し不思議で推理もありのホラーミステリもの?!として読んでいると最後の最後で、えっ宇宙を漂うオデュッセイアとは何ぞや…???な、少し不思議どころか、がっつりSFに変身してしまう。取りあえずAIに死神ってルビ振っちゃうのとか、六人をひとかたまりにして夢を同期しちゃうのとか、たいがい強引やな…とか思う。もう少し物語が欲しい。

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山田正紀

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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