種のキモチ 幻冬舎文庫

山田悠介 (小説家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344429789
ISBN 10 : 4344429788
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
235p;16

内容詳細

10歳のとき、義父がアタシを蔵に閉じ込めた。以来、一歩も外に出たことがない。暗闇の中で続く、飢えと渇きと孤独。20年後、新月の夜にアタシの体に「ある変化」が―。ついに“アタシ”の存在に気付いた少年が、禁断の扉を開ける!少年が見たものは、絶命した女と、大量の黒い花。その「種」が音もなく世界を侵食し始め…。悲劇の幻想ホラー。

【著者紹介】
山田悠介 (小説家) : 1981年東京都生まれ。デビュー作『リアル鬼ごっこ』は、発売直後から口コミで評判となり、累計二〇〇万部を超える大ベストセラーとなる。映像化された作品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kazuko Ohta さん

    中高生に大人気の作家がこんなん書いてもいいのでしょうか(笑)。女性の胸に花が咲く『シャニダールの花』という映画がありました。そのグロい版を見せられている感じ。気持ち悪さとしては、科学者が人間と植物を融合させる実験をおこなう『悪魔の植物人間』のほうが近い。相変わらず山田さんの文章は平易。難しい言葉が一切なく、行間に込められた思いなんかも感じないままズンズン進む。これをロマンチックホラーというんかいな、キモっと思いながら、薄いおかげで即読了。決して好きとはいえないけれど、これで読了が1冊増えたんだからいいや。

  • みどり さん

    久々にこの作者さんを手にしたけど、相変わらずもやもやして、お尻の座りが悪い、というか、だから、だから???なんなの?え?それで??っと問い詰めたくなる話。 読みやすくはあるんだけど、スピード感に欠けるというかどんよりとホラー。

  • のだ68 さん

    引き込まれるように一気読みしたが・・・ただただ気持ち悪い。恐るべし山田ワールド。

  • かるてぶらんしぇ さん

    植物とセックスしたら自分も植物になっちゃいました(笑)というお話。リアル鬼ごっこ世代だった自分としては山田悠介がデスゲーム系以外を書いてるのは結構斬新。キリンやスイッチを押すときみたいな感動系でもない。ホラーと言えばホラーだけど、俯瞰して一つの事件を書いている感じ。文章(特に感情の機微)は上手ではないので、登場人物の心理描写が欲しい人にはおすすめしない。

  • 名無し さん

    新しいジャンルでした。本屋さんでたまたま気になって取った本、初版が発行される数日前だったのでラッキーだなんて思いつつ先ほど読了。このお話は数名の人間と多くの植物で構成されていて、とても面白く1時間半くらいで読み終わりました。解説も他にないくらいわかりやすく、伏線や時間の流れがよく理解できました。本にあまり興味がない方でもとても楽しめる一冊だと思います。とってもおもしろかった。

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