モニタールーム

山田悠介 (小説家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048739030
ISBN 10 : 4048739034
フォーマット
出版社
発行年月
2008年10月
日本
追加情報
:
19cm,286p

商品説明

無数のモニターに映し出されるモノとは――! 山田悠介が贈る禁断のゲーム

【月給100万円】という高給の就職先を見つけた徳井。しかも刑務所地下の部屋でモニターを見るだけだという。そしてモニターをのぞき込んだ徳井が見たものとは、無数の地雷が埋められた村に住む少年少女だった!

内容詳細

広大な寂しい土地にある熱帯地方の小さな村。ここには15歳になる日本人の男女4人と、60歳に近い男の5人が平和に暮らしていた。ただし彼らの安全は半径3キロメートルまで。そこから外には100万個の地雷が埋まっており、一歩踏み出すだけで死が訪れるのだ。だがそんな地雷地帯を抜けないと、彼らに未来はないとしたら―?山田悠介が放つ、最高の絶対不可能ゲーム。

(「BOOK」データベースより)

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少年少女たちの極限状態の様子が、これでも...

投稿日:2012/02/03 (金)

少年少女たちの極限状態の様子が、これでもかというくらいに細かく記されていて、身震いした。 僕の中では彼の作品のなかで、5本の指に入り名作だと思う。

くりなおん さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鈴本優歌 さん

    モニターをひたすら見つめ続ける豊田や徳井の気持ちがよく分かる気がした。自分も物語を手出しのできない場所から見ている一人の人物だから。どんなに自分が4人(5人の方が正しいかな)の幸せを願っていても、物語の結末は決まっている。それがとても残酷なものに感じた。山田先生の作品はいつもそうだ。決してただのハッピーエンドでは終わらせてくれない。ハッピーエンドですらないのかもしれない。最後に突きつけられるのは、現実。そんな気がする。

  • Tanaka さん

    昔1回読んだのを再読。スイッチを押すときのことがちょくちょく出てくるのが懐かしくてよかった。この物語の続きってあるのかな?

  • 井戸端アンジェリか さん

    偉い人間たちの壮大な娯楽ですか、はあ。その割りには終わりがショボイ。面白くないわけじゃないけど、ゲっ!!って目が覚めるようなところがない。理解不明なところが娯楽なんでしょうね。

  • tea time さん

    つまり、アリサをモニターで見ている豊田、それをモニターで見ている徳井、それを秋本がモニターで見ていたってこと?最後に秋本が堺に手渡したディスクって徳井を録画した映像ってこと? 怖い…。怖すぎ…。

  • あいばーそん さん

    スイッチを押すときと関連にびっくりした!! 最後の最後まで、終始重たい雰囲気です…。 内容としてはよかったです♪

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