スイッチを押すとき

山田悠介 (小説家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784286000008
ISBN 10 : 4286000001
フォーマット
出版社
発行年月
2005年07月
日本
追加情報
:
19cm,362p

商品説明

政府の自殺抑制プロジェクトの下、自殺スイッチを渡される被験者達。生きる意味とは。

2007年、若年齢層の自殺者は跡を絶たず、インターネットで呼びかける集団自殺がその増加に拍車をかけた。政府は青少年自殺抑制プロジェクトを立ち上げる。青少年の深層心理解明のため、無作為に選出された子供を高ストレス環境に置き、その精神構造を解明するというものだ。被験者の子供の多くは1年も経たずに自殺スイッチを押すが、横浜センターには7年もスイッチに手をかけず生き残っている4人の子供たちがいた。彼らの運命は……。生と死の意味を問いかける、山田ワールドの新境地を拓く傑作。

内容詳細

増加する青少年の自殺に終止符を打つため、政府が立ち上げた恐るべきプロジェクトとは…。生きる意味を問う衝撃のストーリー。

【著者紹介】
山田悠介 (小説家) : 1981年6月8日生まれ。2001年、都市型ホラーノベル『リアル鬼ごっこ』(文芸社)でデビュー。若者層の圧倒的な支持を得、ベストセラーに。2003年、第2作目『@ベイビーメール』でその実力が評価され、地歩を固める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紫綺 さん

    kyonさんからオススメいただいた本。自ら命を絶つためのスイッチによって、起こされる数々のエピソード。そのストレスに耐えた子供たちの悲哀を描いている。全身麻痺で寝たきりだった時の精神状態に近いものがあった。

  • 鈴本優歌 さん

    久しぶりに一気に読んだ一冊。次に起こることが予想できて怖いのに、続きを読みたいという気持ちを抑えられない。登場人物たちにこんなに感情移入したのはいつぶりだろう。一人一人がしっかりと自分の意志を持ち、勇気を持ち、希望を持っていた。その上でのこの結末。自分がどういう感想を持っているのか分からない。ただ思うのは、この世界の全ての人がスイッチを持っていたら、世界はどうなるんだろうっていう疑問。どれくらいの人が、登場人物たちのように強く生きられるのだろうか。私たちは、このスイッチを押させない希望になれるのだろうか。

  • 舞※しばらく平常通りではないかも泣 さん

    中学生の頃。流行った山田悠介。これはハラハラドキドキ?でも面白かった記憶がある。

  • 山田 さん

    この人の作品を読むのって、多分中学生の時以来なんだよね。他の作品に比べると何となくメッセージ性が強くて読みやすかった。それでもやっぱり中高生向けだから、もう少し歯応えは欲しいところ。細かい設定警察の僕としては、GPSをつけろとか、施設を出たら発動するシステムを作れとか、電源はどこから?とか、色々言いたいことはあるけど…。あ、でもやっぱり中高生には読んで欲しい一冊でした。

  • 蘇我クラフト さん

    面白かったああああ

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