ゴールデンタイム 続・嫌われ松子の一生

山田宗樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344011533
ISBN 10 : 4344011538
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
追加情報
:
20cm,412p

商品説明

愛だけを求め続けた“嫌われ松子”の惨殺死から四年。甥の笙、そして笙の元恋人・明日香は各々の人生を、泣き、苦しみ、しかし懸命に歩んでいた――。大ベストセラーの続編、待望の刊行!

内容詳細

叔母である川尻松子の惨殺死から四年。松子の甥・川尻笙は、大学は卒業したが就職をすることもなく、将来への不安を抱きながら、東京でその日暮らしの生活を送っていた。しかし偶然知り合ったユリとミックの舞台演劇に対する熱い思いに触れ、笙も芝居の魅力へ強く惹かれていく。一方、自らの夢だった医師への道を着実に歩んでいた笙の元恋人・明日香は、同級生であり恋人の輝樹からプロポーズされ、学生結婚への決意を固め始めていた。だが両者が人生の意味を考えた時、思わぬ出来事が二人の未来を変えていく…。松子の“生”を受け継ぐ二人の青春を爽やかに描き、熱く心を揺さぶる青春小説の大傑作、誕生。

【著者紹介】
山田宗樹 : 1965年愛知県生まれ。98年「直線の死角」で第18回横溝正史賞を受賞。2003年に発表した『嫌われ松子の一生』が大ベストセラーとなり映画化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • utinopoti27 さん

    前作で「嫌われ松子」が世を去って4年後、松子の甥・川尻笙と、元恋人・明日香のその後を描くのが本作です。フリーターの笙は、あるきっかけで演劇の世界に足を踏み入れる一方で、明日香は医師への道を歩みながら、病院長の息子からプロポーズをされます。海外留学の夢をあきらめ、堅実な将来を受け入れるのか迷う彼女は、笙と再会することになるのですが・・。作者の文章は気負いがなく、文字を追うだけですらすらと情景が染み込んでくるような、独特の魅力を持っています。設定は凡庸ながら、ストレートに爽快感が伝わってくる作品でした。

  • かなっぺ さん

    松子の甥笙と、その元カノ明日香の物語。(松子の死から4年後)それぞれの道を歩みながら、苦悩を抱えながら最終的に自分の夢を諦めないで追うとうい結末。 笙の友達の遙太郎の言葉が良い「人間はどんな状況にあっても、希望を持っている限り、誇りを失わずに生きていける。誇りを持てれば、自分には自分の道があると信じることができる。これを自信という。自信さえ得られれば、もうどれとも比べる必要はない。たとえその希望が幻に過ぎないとしても」という言葉。夢に向かって「負けないよ」と二人は言った。夢を諦めないで追う事が大切。

  • カレイ.シュウ さん

    嫌われ松子の一生の続編。松子の甥のショウはひょんなことから、下北沢の小劇団とかかわり、元彼の明日香は九州で医学生になり進路に悩む。さらっと読める青春小説ですね。演劇と医学生のあれこれは興味深く読めます。

  • choco さん

    人生を精一杯生きる!って素晴らしいなぁー!医者を目指す明日香も、俳優を目指す松子の甥も、演出家のミックもユリも。それぞれに正解なんてないけど、原点に戻りながら現実と折り合いをつけていく。なかなか出来ない事だと思うな〜。医療の場面は賛否両論あるだろうけど、明日香には、ファミリープラクティスで日本を担う医師になってほしい!私も安藤先生みたいな医師に会ってみたいよ!!

  • taiko さん

    「嫌われ松子の一生」で、松子叔母の生き様を探った甥の笙と、元カノ明日香の4年後の話。24歳の2人。笙は、就活に失敗しフリーターをしながら、小劇団の団員と知り合い、演劇に興味を持ち始めます。明日香は、医大に入り直し、病院の医院長の御曹司と付き合いながら、医者をめざして勉強中。それぞれが悩みながら、自分の未来を考えている姿に好感が持てます。後半ほぼ終わりに、2人の再会がありますが、それも何だか微笑ましい。若いっていいなと思わされる作品。 「嫌われ〜」の続編とは思わずに読みましたが、私は好きな作品でした。

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人物・団体紹介

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山田宗樹

1965年、愛知県生まれ。98年、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。2003年に発表した『嫌われ松子の一生』が大ベストセラーになった。13年、『百年法』で第66回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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