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魯山人食の名言 平凡社新書

山田和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582858532
ISBN 10 : 4582858538
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan

Content Description

生涯を懸けて美食を追求した北大路魯山人は、「料理も芸術である」「天然の味に優る美味なし」「もともと美味いものはどうしても材料による」「食器は料理の着物である」「良い料理を作ることは人生を明るくします」など、その本質をずばりと語っている。魯山人の言葉に親しんで、それを生活の中で生かす―食をより楽しむための道はこれだ。

目次 : プロローグ 魯山人の人生観―断固として生きる(いろいろな生き方もあろうが)/ 第1章 素材選びと料理の秘訣(もともと美味いものは、どうしても材料によるので/ 天然の味に優る美味なし/新鮮に勝る美味なし/ 真の美味はシュンにあり ほか)/ 第2章 美食の周辺((私のように)裕福ならざる者が料理道楽をやり出しますと/ (星岡茶寮の経営者として)我々が他と少し違うところは/ お料理は即刻即用が大切であります ほか)/ 第3章 美食にふさわしい器とは(食器は料理の着物である/ 私の作品は大抵、食物である限り、盛り方さえ上手であれば調和する自信があります/ 坐辺師友(中略)努めて身辺を古作の優れた雅品で満すべきである)

【著者紹介】
山田和 : 1946年富山県生まれ。作家。『インドミニアチュール幻想』(平凡社/文春文庫)で講談社ノンフィクション賞、『知られざる魯山人』(文藝春秋/文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • niz001

    魯山人については断片的なエピソードの知識と初期海原雄山のイメージしかなかったので随分誤解していた気がする。

  • 中津ゆか

    色々なことができるイメージだっあんだけど、料理人だったんだなぁ。そしてやはりなかなかの難しそうな方笑 けど料理は質素なものがいいと言っていたのはなるほどなーと思った。丁寧に生きる、それが大切なんだなー

  • らん

    美食家って良いイメージは無かったけど 美食=高級嗜好じゃなくて 丁寧に食材を扱う 料理することだと認識が変わりました。今の時代は大量生産 大量消費。丁寧にやろうとすれば 時間も手間もかかり 必然的に値段が上がるわけで。食べ物を慈しむこと 感謝すること。これが美食かと思う。意地汚い人は生き方も雑になりがちだと 今まで感じてきた答え合わせみたいな一冊でした。

  • しなもん

    料理は技術にあるのではなく、心と素材の解釈にある。裕福ではない時期の方が多かったそう。筋の通った生き様が感じられた。そばつゆに薄口醤油、試してみたくなった。 <栄養やビタミンなどいちいち気にせず、好きなものを好きなときに食すべきである。嫌いなものは食べなくてよい。好きなものを適度に食えばいい。三度三度決まった時間に、食いたくもないのに食うのはもってのほかだ。食に対して自立せよ。食事は好みに、自分で作るべし。美味い美味いと言って食べられるものでなければ、真の栄養にはならぬ。>

  • uchi

    あらためて素材のそのものの味をいかに引き立てられるかが料理だということを考えさせられました。しかし頑固おやじでした。

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