日本は原子爆弾をつくれるのか PHP新書

山田克哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569706443
ISBN 10 : 4569706444
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
18cm,229p

内容詳細

原子力物理学者が、原爆のしくみと作り方をわかりやすく解説。外国の技術援助なしで、日本が原爆製造までどれぐらいの時間がかかるのか見通す。日本の原爆開発史、マンハッタン計画についても論及した核の入門書。

【著者紹介】
山田克哉 : 1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)修了。同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。現在、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授。アメリカ物理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    世界からいつでも核兵器を作れる国としてみられている日本だが、意外にすぐに作るのは難しいということが分かった。それにしても隣国で核兵器を持つ国が続々と増えているのに国内のこの呑気さはなんなんだろうか。

  • sfこと古谷俊一 さん

    原子爆弾の物理学を高校か教養物理程度で簡単に解説。しかし色々と勘違いもあるように見えてしまう不正確さやちょっとした調査の不足が目に付く。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    山田氏の核兵器シリーズは、三冊目ですが、物理学的な説明が少なく、読みやすいかも。核アレルギーがあり、クソ真面目な日本国民の特性なので、日本が核兵器を作る決断は私が生きている間は無いでしょう。そして、福島原発事故をチェルノブイリ級とおっしゃられた時の政権が、内外有識者から馬鹿にされている理由もよくわかります。

  • ice_age さん

    非常に挑戦的なタイトルだが、けして右翼的な本ではなく、核兵器の構造や製造工程・歴史を理解するうえで役に立つ知識が、段階的にわかりやすく記載されている、実に“理系的な本”である。知的好奇心を刺激されて一気に読み終えてしまった。

  • くどう@mext さん

    結論としては、「日本はNPT脱退して、予算付けまくって挙国一致体制をしけば5年くらいで作れんじゃね?」という、極めて平凡なものでしたwウランの濃縮、プルトニウム生産の技術はあるけれど、兵器級には遠く及ばずっていうのは、IAEAの査察受けてれば当然だよね。 ただ結論よりも、途中の原子核物理学の話だとか、第二次世界大戦時の物理学者の研究の話、マンハッタン計画の内容、そしてウラン型、プルトニウム型の原爆の設計等の話がすごい詳しくて大変勉強になったぜー。 放射線だとか原発のテクノロジーの勉強にぴったりだと思った!

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人物・団体紹介

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山田克哉

1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授を経て、ロサンゼルス・

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