闇の西洋絵画史 3 怪物 アルケミスト双書

山田五郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422701332
ISBN 10 : 4422701339
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
64p;18

内容詳細

敵か味方か、魑魅魍魎の大行進。影があるから光が見える。暗闇から浮かび上がる西洋絵画の本質。古今の名画で綴る、妖しくも美しい西洋絵画史。

目次 : 1 キリスト教の怪物(ヒエロニムス・ボス/ ピーテル・ブリューゲル1世/ ヤン・ファン・エイク/ ルーカス・クラーナハ(父)/ ヨハネの黙示録/ 聖アントニウスの誘惑/ 聖ゲオルギウスと竜)/ 2 ギリシャ神話の怪物(ヘラクレスの功業/ ペルセウスと怪物/ 獣人/ 人魚/ 巨人)/ 3 画家が幻視した怪物(ウィリアム・ブレイク/ オディロン・ルドン/ マックス・エルンスト/ サルバドール・ダリ)

【著者紹介】
山田五郎 : 1958年、東京都生まれ。編集者・評論家。東京国立博物館評議員。AHS(英国古時計協会)会員。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。『Hot‐Dog PRESS』編集長、総合編簒局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど幅広い分野で講演、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    続いて第三弾『怪物』です。異質or異形な物や理解出来ない物を怪物扱いしていたんでしょうね?メドゥーサには魅かれます。 https://www.sogensha.co.jp/special/yaminoseiyokaigashi/

  • 徒花 さん

    まあまあよかった。ページ数も少なく、文字もほとんどないのでサクサクっと読める一冊。シリーズの3作品目だけれど、ほぼつながりはないので単発でも十分楽しめる。いい紙を使っているので絵画の色がキレイに出ている。こういった本は大きくて分厚くなりがちだけど、テーマを絞ってこのくらいコンパクトにまとめられたものは気軽に読めて楽しい。ギリシャ神話から北欧神話、聖書、さらにはルドンやダリといった、そういう伝承に基づかないオリジナルの怪物たちの絵画まで収録されているし、掲載絵画数も多いので満足度は高い。

  • アキ さん

    キリスト教やギリシャ神話の怪物に興味が持てないのは、馴染みがないこともあるけど、想像上の生物があり得ないと現代の目線で見てしまうからなのかもしれません。へーって思ったのは、水木しげるの妖怪の目玉おやじの元ネタはルドンにあるということ位でした。ロンドン・ナショナル・ギャラリー展で「聖ゲオルギウスと竜」ウッチェロを観たのを思い出しました。表紙のボスの絵は15世紀に描かれたもの。

  • Nat さん

    図書館本。怪物といえばボスとブリューゲルは定番。クラーナハの最後の審判は、地獄の穴が狭すぎて大行列ができているというレアな描写で、面白い。「おわりに」の現代はウイルスや放射線の方が恐ろしく、もはや怪物を脅威として描くことが困難な時代だという記述に納得。

  • コーデ21 さん

    YouTubeチャンネルで大活躍の山田五郎氏、軽妙な語り口と山盛りの蘊蓄が楽しくて大ファンなんですが…今作はわりとサラリと解説されており、ヒネリが少なめ^^ ボスやブリューゲル等の絵はもっと大きいサイズで見ないと細かいところが伝わりにくいような気もします。あとがきの「もはや怪物を脅威として描くこと困難な時代。古典的な怪物に惹かれるのは恐怖ではなく逆に安心感があるからでしょう」というお言葉には深く納得〜❣

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人物・団体紹介

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山田五郎

1958年、東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。『Hot‐Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長などを経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど、幅広い分野で講演、執筆活動を続けている(本データはこの

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