闇の西洋絵画史 10 殉教 アルケミスト双書

山田五郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422701400
ISBN 10 : 4422701401
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
64p;18

内容詳細

死して永遠の命を生きる。珠玉の名画が誘う、西洋絵画の「闇」の世界。

目次 : 1 殉教の先駆/ 2 使徒・福音記者の殉教(聖ペトロ/ 聖パウロ/ 聖マタイ/ 聖ヨハネ/ 聖バルトロマイ/ 聖フィリッポ/ 聖大ヤコブ/ 再小ヤコブ/ 聖トマス/ 聖アンデレ/ 聖マルコ)/ 3 聖人の殉教(聖ステファノ/ 聖エウスタキウス/ パリの聖ディオニジオ/ 聖ラウレンティウス/ 聖セバスティアヌス/ 聖ゲオルギウス/ 聖フロリアヌス/ 聖コスマスと聖ダミアヌス/ 聖ウィンケンティウス/ ヴェローナの聖ペトロ/ 聖エラスムス/ 聖チェチリア/ 聖アポロニア/ 聖アガタ/ 聖アグネス/ 聖マルガリタ/ 聖カタリナ/ 聖ルチア/ 聖バルバラ/ 聖ウルスラ)/ 4 無名の殉教者

【著者紹介】
山田五郎 : 1958年、東京都生まれ。編集者・評論家。東京国立博物館評議員。AHS(英国古時計協会)会員。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。『Hot‐Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。テレビ・ラジオの出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    ラストは『殉教』です。黒&白、全十巻、640頁、完読しました。 『殉教』は正にマゾの境地、十字架に磔にされ血塗れのキリストを拝むことこそ背教的な気がします。『闇の西洋絵画史』だから、これでいいのだ! https://www.sogensha.co.jp/special/yaminoseiyokaigashi/

  • アキ さん

    イエス受難前の殉教者・幼児虐殺、サロメに褒美として与えられた聖ヨハネの首、最初のイエスの弟子でネロ統治下のローマで殉教し墓の上にサン・ピエトロ大聖堂が築かれた聖ペトロ、12使徒の一人聖マタイ、12使徒で唯一天寿を全うした聖ヨハネ、9世紀にスペインで遺体が発見され、サンティアゴ・デ・コンポステラ聖堂が建立された聖大ヤコブ、✕型の十字架でセント・アンドリュース・クロスの殉教した聖アンデレ、9世紀ヴェネツィアにサン・マルコ寺院が建立された聖マルコなど、それにしても古代ローマに次ぎ殉教者が多いのは日本なんですね。

  • Nat さん

    図書館本。殉教した聖人のオンパレード。この知識があると美術館での鑑賞がより理解でき、楽しめそう。欧米の美術鑑賞にはキリスト教理解が必須。ところで、日本は帝政ローマに次ぐ殉教大国ということにビックリ!でも、有名な少年使節でローマを訪れた中浦ジュリアンは殉教したけど、聖人ではなく福者でした。

  • miho さん

    【2022-113】【図】闇の西洋絵画史ラスト10巻目は《殉教》。直前に第一期〈黒の闇〉の《横死》を読んでいたため、死に関する絵はお腹いっぱいなのと、使徒や聖人について勉強不足なこともありあまり頭に入ってこなかった…いずれ再読したい。竜退治で有名な(私がパッと思いつくのはウッチェロの『聖ゲオルギウスと竜』)聖ゲオルギウスの死が壮絶で印象的でした。毒酒を飲まされ車輪に括られ、溶けた鉛の釜に入れられても生き延び、最後は市中引き回しの上斬首…。他の聖人たちもこれに劣らず惨い死を迎えています。日本の殉教者も衝撃。

  • ガットウ さん

    ★★★★4.0点。最後は「殉教」キリスト教の教養として、楽しめました。

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山田五郎

1958年、東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。『Hot‐Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長などを経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど、幅広い分野で講演、執筆活動を続けている(本データはこの

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