温故知新で食べてみた 工夫と愛がつまった家庭料理の原点がここに!

山本直味

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784072914052
ISBN 10 : 4072914053
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
追加情報
:
128p;22

内容詳細

主婦の家族への愛は昔も今も変わらぬ思い。昭和初期の台所を温故知新でたずねれば、知って、真似して、工夫したくなる家ごはんの新常識が見つかります!
笑えて、学べて、遊べて、得する新世代主婦の教科書です。

昭和初期当時、焼き魚にしょうゆ味のおかずが主流だった台所に、マヨネーズやバター、ケチャップなどの新調味料、豚肉や牛肉などの新食材が出回るようになり、婦人各誌ではどのようにして料理すればよいのか競って紹介。レシピはまさに百花繚乱。和洋折衷であり、初めて使う食材に奮闘する料理家たちの姿がレシピの裏に見え隠れする。そんな料理を、当時のレシピのまま再現した食するブログ「温故知新で食べてみた」を立ち上げた山本直味。目をうばうほどの奇想天外さと斬新さのある料理にとりつかれ、ブログは8年めに突入し、作って試食した数は220点にも及ぶ。

但しこのブログ、奇抜、大胆、ユニーク、奔放と、面白さを追求するばかりではない。レシピを紹介する人々には、日々の食卓を豊かに楽しく、家族に喜んでもらおうと努力する主婦代表の夫人、滋養に富む新食材を普及したいと考える博士、モダンで美しい料理を提供したいと願うプロの料理家など、多彩な面々の横顔を探っている。本書は、「温故知新で食べてみた」ブログを新たに再編し、追加取材を加えて、今の時代に応用できるもののとらえ方、楽しみ方、愛情の示し方を伝える。もちろん、紹介するレシピは作れるものばかり。そのまま作るのもよし、アレンジするものもよし。この本と対峙すれば、必ず必ずあなたも、新たな味、新たな気づきが訪れる。


【著者紹介】
山本直味 : 戦前、主に昭和初期の婦人誌などに掲載されている和洋折衷料理をできるだけ当時のレシピのままに再現し、食するブログ「温故知新で食べてみた」をアップ。昭和初期の風俗も探求する温故知新研究家。雑誌、新聞ほか各種媒体で「昭和初期」を物語るうえで欠かせない人に。また「ちばてつや賞」「MANGA OPEN賞」などに入賞するもデビューできないマンガ家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • むつこ さん

    「で、食べてみた」と、実際に作って食べた昔のレシピたちの紹介。料理本で大爆笑したのは初めてだし、作ってみようと思えない(ごめんなさい)想像で十分おなかいっぱいになった。表紙と中身の差がありすぎ!『度肝を抜くワザ』の章の「クリスマスサラダ」に、料理愛好家のレミさんに負けない料理が昭和6年からあったのには驚いた。料理(本)を愛する方、必見です!

  • わんこのしっぽ さん

    昭和初期の和洋折衷料理の再現レシピ本。いやー発想の自由さと大胆さにビックリ!固定概念に縛られちゃイカン(笑)干物とポテトサラダの組み合わせは試してみたいかも。当時の主婦の友の記事も面白く、時代背景は違っても主婦目線は変わらないのね〜( *´艸`)楽しい一冊でした。

  • やまりん さん

    大正15年から昭和13年までの主婦の友に掲載されたレシピの再現と、記事の紹介。当時のままに再現し、ざっくり4段階に評価している。当時の世相が分かり興味深く読んだ。 が、残念ながら、作りたいレシピは一つもなかった。レシピが美味しそうなものは著者の評価が低く、著者の評価が高いものは、手間が掛かりすぎだったり、美味しそうに思えなかったり。写真入りの(一応)料理本を読んで、全く作らないなんて残念。私と著者は味覚が違うかもしれないが…

  • 本夜見 さん

    図書館本。明治〜昭和初期の『主婦之友』に紹介されたモダーンなお料理…しかし目次には『衝撃レシピ』『デンジャラスな食感』(^_^;)まだ洋食の情報が少ない時に 今まであった和食と融合させて 家庭の食卓にのせる為の工夫が(苦心惨憺?!が)うかがえます。中でもカステラゼリーに興味津々…作るべきか作らざるべきか(笑)なんたって『デンジャラスな食感』らしいから(爆笑)

  • バニラ風味 さん

    雑誌「主婦の友」に掲載された、昭和13年くらいまでの和洋折衷料理のレシピを、実際作ってみての感想など。著者による同名のブログあり。鯖のグラタン、バナナのサラダなどの衝撃料理。胡瓜のコロッケほか、デンジャラス食感。沢山のレシピはもちろん、写真もなかなか興味深く、著者が家族何役をも演じての漫画も面白い。料理のほか、主婦の共に掲載された、昭和初期の「良人に愛人が出来た時の心得十ヶ條」なども、ふむふむ、クスリでした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

山本直味

戦前、主に昭和初期の婦人誌などに掲載されている和洋折衷料理をできるだけ当時のレシピのままに再現し、食するブログ「温故知新で食べてみた」をアップ。昭和初期の風俗も探求する温故知新研究家。雑誌、新聞ほか各種媒体で「昭和初期」を物語るうえで欠かせない人に。また「ちばてつや賞」「MANGA OPEN賞」など

プロフィール詳細へ

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品