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コモンウェルスとは何か ポスト帝国時代のソフトパワー Minerva西洋史ライブラリー

山本正

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623070947
ISBN 10 : 4623070948
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

国際組織コモンウェルスの機能と役割―組織の変容や他地域との比較から分析し、ポスト帝国時代の世界史を捉え直す。

目次 : ポスト帝国時代の国際秩序とコモンウェルス/ 第1部 関係と比較の観点からみるコモンウェルス(コモンウェルス概念の史的変遷/ 「家族」と「鬼子」―ブリティッシュ・コモンウェルスのなかの自治領アイルランド/ 「多人種コモンウェルス」への変容とカナダ―インド自治問題と在加インド人移民問題/ 兄弟よ、立ち入るなかれ―「多人種のコモンウェルス」とイギリスへの入移民/ ハプスブルク帝国とコモンウェルス―国籍論の比較を通じて/ フランス版コモンウェルスとしてのフランコフォニー―その構想と形成)/ 第2部 コモンウェルスと政治・経済秩序(コモンウェルスと委任統治―二〇世紀はじめのグローバル化/ 「ラウンド・テーブル」運動とコモンウェルス―インド要因と人種問題を中心に/ 国連とコモンウェルス―「リベラル」な脱植民地化/ 二〇世紀中葉のコモンウェルス・ゲームズと国際秩序―スポーツ界につくられた「もうひとつのコモンウェルス」/ 第二次世界大戦後イギリスの世界的役割とコモンウェルス―インド洋地域の安全保障問題をめぐって/ アフリカン・コモンウェルス諸国の台頭―一九六九年アルーシャ協定をめぐる貿易外交を中心に)

【著者紹介】
山本正 : 1986年大阪大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。2002年博士(文学)(大阪大学)。現在、大阪経済大学経済学部教授

細川道久 : 1988年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。2005年博士(文学)(東京大学)。現在、鹿児島大学法文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 人生ゴルディアス

    第一次大戦前にすでに植民地への批判が米国からあり、ナショナリズムの勃興やらで帝国維持は難しく、第一次大戦の戦勝に貢献したインドをはじめ、戦争に従事した植民地側の発言権が強まり…という過程で大英帝国は解体していった。当初は帝国を形を変えて延命しようとして生まれたコモンウェルスだが、英国は時代の波に押され続け、加盟国をなだめつなぎとめる形で憲章を変えて英国国王への忠誠という文言を削除したりと色々あったようだ。おかげで今は五十か国とか加盟しているのだとか。

  • 陽香

    20140710

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