天下人の一級史料 秀吉文書の真実

山本博文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784760135561
ISBN 10 : 4760135561
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
20cm,272p

内容詳細

古文書からわかる秀吉の素顔とは。テレビでおなじみ東大山本博文教授が、一級史料の中でしか語られていない秀吉の姿と豊臣政権論をひもとき解説。メディアで創作された秀吉伝説をメッタ斬りする、歴史的研究書。

【著者紹介】
山本博文 : 1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院、東京大学史料編纂所助手、同助教授を経て、東京大学史料編纂所教授。文学博士(東京大学)。1992年、『江戸お留守居役の日記』(講談社学術文庫)により第40回日本エッセイストクラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 浅香山三郎 さん

    『日本史の一級史料』の続編。著者も言ふやうに、前著の応用編で、刀狩令やバテレン追放令、人掃令、取次、直江状など、日本史上有名な史料を今に残る様々なバリエーションの原典などの差異や、発給の経緯などに改めて着目して、位置づけ直さうとする。それらを通じ、著者の一つ上の世代の作つた豊臣政権像をあらためるといふ点に、本書のポイントがある。近年の著者の豊臣政権に関する仕事の再出発点となつたものと言へる。論文をリライトするのではなく、それをいきなり本でやつてしまふのは、さすが売れつ子だなあと思ふ。

  • とし さん

    古文書の解釈って難しいですね。歴史研究者たちがどういう観点、論点で議論を戦わせてるのかがよくわかって面白かった。戦国時代の研究はこの20年くらいですごい勢いで進んでるって印象があったのだけど、秀吉文書の研究ってまだまだ道半ばなのね。一枚の文書(もんじょ)を、そこに書かれてる文字の内容だけでなく、実に多角的な方向から考察してその真価を探ってゆく作業はまさに研究の醍醐味といった感じ。一次史料の実物をきっちり当たるって、やっぱ大切ですね。あの難しい崩し文字を解読できるだけでも尊敬するわ。

  • シグマ さん

    読んでいる限りだと意外にしっかりと研究されていなの??ってかんじました。 刀狩り令の資料の残り具合がかなり偏っていて、確かに不思議で続きが待ち遠しいです。

  • にゃんぶ さん

    何をもって一級史料というのか?研究者が史料を読み解く過程が、一般人にも分かりやすく順序立てて述べられています。各史料の提示もかなり丁寧。誰がいつどんな目的で作った史料なのか。こんなのは序ノ口で、保存の仕方とか、何と一緒に保存してあったのかとかも史料価値を判断するのには大事なんだなぁ。目からウロコでした。取り扱いは、日本史の授業で御馴染みの刀狩り令、バテレン追放令、身分法令、直江状など。取っ付きやすくてよかったです。

  • maito/まいと さん

    今、私たちが当たり前のこととして知っている歴史が、どのような研究によって解明されてきたかを窺い知れることができる1冊。そして研究は、未だ道半ば・・・

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山本博文

歴史学者(日本近世史)。1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授などを務めた。2020年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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