裕仁天皇の昭和史 平成への遺訓-そのとき、なぜそう動いたのか NON SELECT

山本七平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396500818
ISBN 10 : 4396500815
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
18cm,359p

内容詳細

昭和天皇は天皇であることをどう考え、どう「自己規定」していたのか。またそのことが昭和史における天皇の行動に、どう影響したのか。「昭和」と「昭和天皇」を考えるうえでの、最高の指南書。

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    山本七平さんが昭和天皇の戦時中あるいはその前後における行動についての意味をよく分析されていられると感じました。また人を見る眼があったということもよく書いておられます。山本さんは一歩兵として南洋にいたときに終戦になったと書いておられます。そのときの終戦詔勅を聞いたということですが、それがこれやそのほかの関連著書を書くきっかけとなっていたのでしょう。

  • Willie the Wildcat さん

    昭和天皇の”軸”の理解の一助となる。「立憲君主」を念頭に、明治憲法における内閣と天皇のR&Rの順守。2つの例外。つまるところ政略の渦中に身をおき、現行憲法以前から国民の象徴だったのではないかと感じる。”戦争責任”を考えたとき、「民族の象徴としての責任」なのか、「憲法上の責任」なのかは様々な議論となると推察。その意見は別として、天皇、先の大戦、日本文化の再考に役立つ一冊。

  • hannover さん

    ここまで激しく自己を律する生き方をしているとは・・・。戦争責任という言葉の意味を深く考えさせられた

  • しゅんのすけ さん

    本書が出版されたのは平成初期で著者も亡くなっているため、正『平成への遺訓』となっている。 昭和天皇の生涯を教育者の杉浦重剛・白鳥庫吉の講義から解き起こすアプローチは秀逸。マッカーサーとの対談に臨む覚悟を千葉周作の逸話から学んだというエピソードも印象的だった。 類書も幾つか出ているが、白眉と評価できる。

  • Mas Okada さん

    以前読んだが、改めて読んでみた。昭和天皇が、20世紀の歴史に名を残す名君であることは間違いない。その昭和天皇がどのような教育を受けてきたのか、それが二・二六事件や終戦時の御前会議、マッカーサーとのやりとりにどのように影響したのかを考察。新鮮な視点の本。

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人物・団体紹介

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山本七平

1921年、東京都に生まれる。1942年、青山学院高等商業学部を卒業。野砲少尉としてマニラで戦い、捕虜となる。戦後、山本書店を創設し、聖書学関係の出版に携わる。1970年、イザヤ・ベンダサン名で出版した『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。以後、「日本人論」で社会に大きな影響を与えてきた

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