ライオンはとてつもなく不味い 集英社新書ヴィジュアル版

山形豪

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208474
ISBN 10 : 4087208478
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
山形豪 ,  
追加情報
:
198p;18

内容詳細

あらゆる関係が「弱肉強食」で決まるアフリカの原野。弱ったものは瞬く間に被食の対象となる彼の地で、ライオンなどの大型肉食獣は衰えと共に最期を迎えることも多いという…。その理由は「とてつもなく不味い」から。赤茶色の乾いた大地、縦横無尽に駆ける野生動物、そしてそこに身を投じる人間…。そこでは、生きることのすべてがサバイバルだ。大自然を貫く「生」の本質とは?ひとつひとつの瞬間を、幼少期より人生の多くをアフリカで過ごした異色の経歴を持つ写真家が、貴重な写真と文章で綴る。

目次 : 1 アフリカについて(アフリカ大陸の大きさ/ フィールドに辿り着くまで ほか)/ 2 動物たちは日々、生き残りを懸けている(カラハリ砂漠でチーターの狩りを撮る/ ジャッカルを捕らえたチーター ほか)/ 3 フィールドでのサバイバル術(野生動物の恐怖/ 「邦人男性、アフリカでカバに襲われ死亡」 ほか)/ 4 アフリカに命の輝きを求めて(少年時代 西アフリカでの原体験/ ワガドゥグの我が家 ほか)/ 5 南部アフリカに見る人間と自然との関係(アフリカの自然保護と植民地支配の残影/ ヒンバ族との出会い 自然の中の人々VS開発・発展 ほか)

【著者紹介】
山形豪 : 1974年、群馬県生まれ。少年時代を中米グアテマラ、西アフリカのブルキナファソ、トーゴで過ごす。国際基督教大学高校を卒業後、東アフリカのタンザニアに渡り自然写真を撮り始める。イギリス、イーストアングリア大学開発学部卒業。帰国後、フリーの写真家となる。以来、南部アフリカやインドで野生動物、風景、人物などを追い続けながら、サファリツアーの撮影ガイドとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホークス さん

    著者はアフリカで小学5年から中学3年まで過ごし、紆余曲折の末に写真家になった。写真は綺麗で迫力があり、アフリカの自然と生活の今を少しだけ知る事ができる。アフリカと言えども、農業が盛んなエリアには大型の野生動物など居ないという事。象は今も象牙の為に殺されており、日本も元凶である事。広大な自然公園では外国人が豪華な施設で過ごし、公園の周囲では原住民が貧しい生活を送る。補助の元で風習を守る生活が、果たして幸福なのか?日本人も裕福な外国人側だと思うと、美しい景色も心から楽しめない。動物学者の本とは一味違う。

  • たまきら さん

    「ここで出会ったから撮影したよ」と言わんばかり。スナップ感のある画です。ただ、文章の方が面白かったかなあ。「遺作になるかもしれなかったカバの写真」がツボに入ってしまいしばらくむせてしまった。お父さんのお仕事のためグアテマラやブルキナファソで過ごした幼少時代の思い出話も素敵だった。やはりお父さんの仕事でジンバブウェで生まれ育った友人が、「ここがお前の国だよ」と日本に連れて行かれ「いや違う」と思ってと言う話を思い出しました。ネコもまずいと聞きますが…旅に出たくなる本でした。

  • むっちゃん✿*:・゚ さん

    去年末から少しだけ新書に興味が。色々見ていたら気になるタイトル(笑)思いがけず面白い。(物凄く誉めている。)筆者が主にアフリカを拠点に活動しているカメラマン。なので電子書籍の方が良かったかなと。写真が多くて面白かった。日本では畑を荒らした猪等を駆除することが多々あるが、あるよねアフリカでは生活を脅かしたときのみ駆除が許可されている。ライオンやゾウが(笑)規模がデカイ。それでもアフリカでは重要なタンパク源だから食べることもあると。とてつもなく不味い。理由(?)を聞かされるとあー確かにな。と納得する。→

  • みり さん

    タイトルは刺激的だが、内容は極めて真面目なものだった。野性動物写真家である著者が、いかに真摯にアフリカに向き合っているかがよく伝わってきた。貧困と密猟の関係など、綺麗事では語れない問題についても考えさせられた。

  • chatnoir さん

    写真家さんのアフリカ写真とその撮影秘話。タイトルのライオンはとてつもなく不味いお話は衝撃的。ライオンもアフリカでは害獣なんだなぁ。ミイラのようにやせ細ったライオンの写真は痛々しい。肉食動物の頂点にいる存在の最後はこんなにも静かにおとずれるのか。遺作になったかもしれない一枚のお話も面白かった。まだまだ伝統ある暮らしをしている部族の女性の後姿はすごく艶やか。お母さんが獲物を取ったのを見て、駆け寄る子供チーターの姿もかわいらしかった。ポンポン跳ねて走る様子が目に浮かぶ。写真も文章も満足の一冊。

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