富士山はどうしてそこにあるのか 地形から見る日本列島史 NHK出版新書

山崎晴雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140885840
ISBN 10 : 414088584X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;18

内容詳細

関東平野はなぜ広い?リアス海岸はどうしてできる?富士山が「不二の山」の理由とは?―。特有の弓形をした日本列島の成り立ちを、残された手がかりをもとに追跡すると、この国の知られざる大地のドラマが見えてくる。活断層の専門家が明かす、地殻変動と気候変化の列島形成史。

目次 : 第1章 日本列島はなぜ弓形をしているのか/ 第2章 富士山はどうしてそこにあるのか/ 第3章 火山噴出物は何を語るか/ 第4章 リアス海岸はどうしてできるのか/ 第5章 気候変化が地形を変える/ 第6章 関東平野はどうして広いのか/ 第7章 活断層が平野を作る/ 第8章 人為的に作られた地形

【著者紹介】
山崎晴雄 : 1951年東京都生まれ。東京都立大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士。専門は地形学・第四紀学、地震地質学。通産省工業技術院地質調査所、首都大学東京教授を経て、同大名誉教授。(株)ダイヤコンサルタント顧問、放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まーくん さん

    書名に「富士山・・」とあるが、特に富士にこだわった話ではなく地形・地質の基本的なことから、一般向けに大変わかり易く解説している。著者は活断層を専門にしておられ、自然地理・地形学の観点を重視。そういえば地形と断層の関係はブラタモリでは”お約束”。都立大の町田洋先生が、関東ローム層に挟まれた厚い火山灰層中の”丹沢パミス(軽石)”という黄色い層を、ずーと追いかけていったら富士山を越え、とうとう九州まで行き着き、南九州の姶良カルデラに由来することがわかったという話。その執念と共に火山爆発のスケールの大きさに驚く。

  • Yutaka Matsuzawa さん

    富士山だけではなく日本列島の地形発達解説本。主に地殻変動と気候変化によって形成される地形。専門的で眠くなる部分もあるが、富士山や関東平野など身近な場所の形成過程など興味深く読めた。また近所に崖があるとか川が流れているなど、土地条件に興味を持つことは近年多い自然災害から身を守るのに役立つのに、地学専攻の学生が減少していることは残念である。〇

  • 魚京童! さん

    そこにある山を富士山としたから。

  • 雲をみるひと さん

    日本列島とその典型的な地形の成り立ちに関してテーマ別に考察した本。題名が与える印象と異なり富士山に特化しているわけではない。少し専門的な内容が含まれている章もあるが、科学的な手法を用いた解説で総じてわかりやすい。個人的には類似本よりわかりやすいと思う。

  • ともたか さん

    地学の成り立ちから書かれている。 「ブラタモリ」で色々と言われる地学のことが本職によって 説明されている。特に関東平野の広さの解説はこれを読まないと誰も説明してくれない。高校での地学の中にこのような 説明があればもう少し地学を楽しめたのかもしれない。あの時代はまだプレートテクトニクス理論の出始めだったかも。

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