ニーベルングの指環 教養講座 読む・聴く・観る! リング・ワールドへの扉 いりぐちアルテス007

山崎太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865591538
ISBN 10 : 4865591532
フォーマット
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
375p;19

内容詳細

目次 : ■第1講: ワーグナーの生涯と≪ニーベルングの指環≫の成立 / ■第2講: ≪ラインの黄金≫ 神々の人間喜劇 / ■第3講: ≪ヴァルキューレ≫(1) ヴェルズングの物語(その1) / ■第4講: ライトモチーフ / ■第5講: ≪ヴァルキューレ≫(2) ヴェルズングの物語(その2) / ■第6講: ≪ヴァルキューレ≫(3) 未来への布石 / ■第7講: ≪ジークフリート≫(1) 逆説だらけの牧歌 / ■第8講: ≪ジークフリート≫(2) 森と世界のトポロジー / ■第9講: ≪神々の黄昏≫(1) 末世の諸相 / ■第10講: ≪神々の黄昏≫(2) 救済のパラドクス

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
これを読んでいるとあらためてDVDで映像を...

投稿日:2021/02/28 (日)

これを読んでいるとあらためてDVDで映像を見たくなります。 入門書と銘打っていますが内容は歯ごたえが感じられるものであり、また、そういう解釈をするのかと考えさせられることがあり、指輪の映像や音源取り出して再確認したくなります。いかに漫然と見たり聞いたりしていたのかと反省しきりです。

浜っ子 さん | 愛媛県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • またの名 さん

    最初から理解できると惹かれないけど難解で全く歯が立たなくても惹かれない、という微妙な心理に対して、解り易くしかし難しさをあえて隠さないことを目指した入門。哲学や現代思想や人文諸科学の知見の援用に加え、斬新な演出等も手掛かりに解釈を拡げて「ミーメは彼女をやさしく介抱するどころか、実際にはレイプして殺していたのではないか?!」といった行間の読み方を示す。ゴシップぽいネタばかりでなく近代社会と重なる舞台世界で創造神が偽りの契約を犯す矛盾、神に反逆する戦乙女が神の本心を体現する矛盾のドラマも読み解く、満足の一冊。

  • どら猫さとっち さん

    ワーグナーの超大作「ニーベルングの指環」を、様々な角度から徹底解剖。壮大なスペクタクルだけはない、神話や歴史、心理学などを取り入れた、いわば音楽の哲学書なのだ。これから「指環」に触れる人には、まず本書を読むことを薦めたい。ガイドブックとしても最適。

  • 紙魚ったれ さん

    非常に読みやすくて面白かった。ブリュンヒルデにただ涙。多分意図的に関連づくはずのところをスルーしてたりするので、これは初心者に対して作品に興味を持たせる工夫なんだろうなと。にしてもヴォータンさんは聞きしに勝る罪作りですなぁ。

  • Chocolat さん

    ワーグナーの指輪を聴き始めたが、ストーリーがわからないとさすがに無理があったので、読んで見た。ヴォータンのクズっぷり、ストーリーの振り幅の大きさに呆れ、これって面白いのか?というのが正直な感想。映像で見ると違うのだろうか?この本は、なんとなく授業をまとめた様な感じで、語り口調なので、読みやすい反面、解釈のところが煩わしい時もある。もっとライトモチーフについて、楽譜と一緒に詳しく書いてあるといいのだが。

  • めぐみこ さん

    ドイツオペラの金字塔を、文学・哲学・歴史学・社会学・心理学・文化人類学など、様々な面から分析解説した本。舞台は神話の世界だが、ワグナーの生きた世相が反映されているという話が興味深かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品