開成高校野球部の「弱くても勝つ」方法 限られた条件で最大の効果を出す非常識な考え方 SB新書

山岡淳一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797381061
ISBN 10 : 479738106X
フォーマット
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
191p;18

内容詳細

東京の日暮里にある開成高等学校は、東大合格者数三三年連続一位の超進学校。しかし、硬式野球部は、考えすぎて打てない、ゴロを捕る動作が「拾う動作」になるといった選手ばかり。しかも全体練習ができる日は週に一日しかない。これでスポーツ推薦などもある強豪校に立ち向かうのは、危険でさえある。しかし「だからこそ、勝ちたい!」と青木監督は、「出ると負け」のチームを、都の大会で甲子園出場校に一点差に迫るところまで育てた(二〇〇五年)。青木監督の型破りな戦略を紹介!

目次 : 序章 弱いから、勝ちたい/ 1章 「週一日の練習で勝つなんて、虫のいいことを目指すんだから、相当な覚悟が必要です」―ルールの裏に隠れた可能性を探せ/ 2章 「一試合に出るか出ないかのプレーのための練習はしない」―週一回の全体練習で勝つための「優先順位」のつけ方/ 3章 「ナイス空振り!」―打てない選手で「開成ドサクサ戦術」を成り立たせるために/ 4章 「勝つと楽しいんだよ」から教えるべきなのか?―頭でっかちな選手への指導法/ 5章 「まずは、えこひいきからはじめる」―チームづくりの優先順位/ 6章 「代打、おれ!」―練習試合では、目先の勝ちを狙うより「自分達の勝ち方」を習得せよ/ 終章 「監督の仕事はチームを勝利に導くこと」―青木監督の仕事の流儀

【著者紹介】
山岡淳一郎 : 1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家、東京富士大学客員教授。経済、政治、医療、スポーツなど分野を超えて旺盛に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • かっちゃん さん

    まさに「弱者の兵法」。仕事や人生において自分のテーマ。自分は基本ダメだから、マトモにやりあうとほぼ負けます… だからいつもどうすれば人並みか考えてます。ドサクサ、準備、割り切り等々、今の自分の参考書にピッタリでした。

  • ophiuchi さん

    甲子園という大イベントゆえにいびつになってしまった高校野球の世界で、非常識な方法で勝利を目指す一人の教師。楽しんで結果を出すというのもアンチ高校野球的だ。

  • ふろんた2.0 さん

    高橋秀実氏の本だと禅問答みたいになるので、副読本として読んでみた。こちらは監督への取材がメイン。禅問答っぽくなる部分もあるが、「どさくさ」の戦術が印象的。確かに高校野球って強豪校でも突如崩れたりするので、高校生までのスポーツとしては有効な手段の一つといえる。

  • as さん

    弱者が弱者に勝つ為のHOW TO本。理論と言うより博打のススメ。

  • じゃがたろう さん

    以前ドラマにもなった開成高校野球部のエピソード。毎日の部活動って必要なのか考えさせられる本。週三回練習が出来れば強豪校と互角に渡り合えるという監督の自信がすごい。開成の試合を観てみたいと思った。物事の優先順位をつけて、選択と集中すること、事前の準備が大切なこと、プレーの理屈を一般化して伝えること等、誰にでも取り入れられそうなことがあって新書だなーって思った。「ドサクサ戦術」は確かに一理あるし、東大が投手力守備力にこだわっていたのも桑田真澄氏の本で読んでいたので、東大もシフトチェンジしてほしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

山岡淳一郎

1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」「公と私」を共通テーマに政治・経済、医療、近現代史、建築など分野を超えて執筆。一般社団法人デモクラシータイムス同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品