基本情報
内容詳細
東京の日暮里にある開成高等学校は、東大合格者数三三年連続一位の超進学校。しかし、硬式野球部は、考えすぎて打てない、ゴロを捕る動作が「拾う動作」になるといった選手ばかり。しかも全体練習ができる日は週に一日しかない。これでスポーツ推薦などもある強豪校に立ち向かうのは、危険でさえある。しかし「だからこそ、勝ちたい!」と青木監督は、「出ると負け」のチームを、都の大会で甲子園出場校に一点差に迫るところまで育てた(二〇〇五年)。青木監督の型破りな戦略を紹介!
目次 : 序章 弱いから、勝ちたい/ 1章 「週一日の練習で勝つなんて、虫のいいことを目指すんだから、相当な覚悟が必要です」―ルールの裏に隠れた可能性を探せ/ 2章 「一試合に出るか出ないかのプレーのための練習はしない」―週一回の全体練習で勝つための「優先順位」のつけ方/ 3章 「ナイス空振り!」―打てない選手で「開成ドサクサ戦術」を成り立たせるために/ 4章 「勝つと楽しいんだよ」から教えるべきなのか?―頭でっかちな選手への指導法/ 5章 「まずは、えこひいきからはじめる」―チームづくりの優先順位/ 6章 「代打、おれ!」―練習試合では、目先の勝ちを狙うより「自分達の勝ち方」を習得せよ/ 終章 「監督の仕事はチームを勝利に導くこと」―青木監督の仕事の流儀
【著者紹介】
山岡淳一郎 : 1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家、東京富士大学客員教授。経済、政治、医療、スポーツなど分野を超えて旺盛に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かっちゃん さん
読了日:2015/07/29
ophiuchi さん
読了日:2015/02/07
ふろんた2.0 さん
読了日:2019/07/10
as さん
読了日:2015/01/15
じゃがたろう さん
読了日:2020/04/25
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人物・団体紹介
山岡淳一郎
1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」「公と私」を共通テーマに政治・経済、医療、近現代史、建築など分野を超えて執筆。一般社団法人デモクラシータイムス同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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