発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチ ブルーバックス

山口真美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062579544
ISBN 10 : 4062579545
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

かれらにはこの世界がどう映っているのか?発達障害―自閉症、ADHD、ディスレクシア、ウィリアムズ症候群などを感覚の特性としてとらえることで新しい治療と対応の可能性が見えてくる!

目次 : 第1章 発達障害とはなんだろう/ 第2章 発達の障害を考える/ 第3章 感覚の発達/ 第4章 脳から見た発達障害/ 第5章 コミュニケーション能力は顔と視線から/ 第6章 社会脳と社会性の認知

【著者紹介】
山口真美 : 1987年、中央大学文学部卒業、お茶の水女子大学大学院人間発達学専攻、単位取得退学。博士(人文科学)。ATR人間情報通信研究所客員研究員、福島大学生涯学習教育研究センター助教授、中央大学文学部心理学研究室助教授を経て、同大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どんぐり さん

    著者は生後8か月までの赤ちゃんを対象に、視覚情報処理をとおした脳の発達研究をしている。発達障害は、脳の発達早期にみられるモノの見え方や聴こえ方の「ずれ」によるものであるという仮定から出発し、認知・知覚・感覚へと問題を掘り下げて論じている。自閉症児では発達初期に視力がよすぎること、視線方向に対する感度が弱いこと、指差しの出現時期が遅く、親の指差しへの注意も少ないなど、一般の人とは異なった「見方」の問題がある。コミュニケーションが苦手、人の顔や目を見て話ができない、場の空気をつかめないなど発達障害では何ができ

  • あん さん

    発達障害について脳科学と認知科学を基に解説した本です。自閉症児は、乳児期に視力がよくコントラストも強く感じられ、特に目は黒と白のコントラストが強いから顔を見るのが苦手。言語能力は母親の顔を見て習得するのですが、自閉症児は顔を見ることがが苦手なので、それが出来ない。大きい音、鋭い音がするところでは眩しく感じたり、速い速度で動くものを見ると、色が無くなったり、不鮮明になったり、画像にノイズが入ったりと一般人が見ているのとは違った世界を見ているなど。やはり我々が知って理解することが大切なんだと改めて実感しました

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    著者は実験心理学者。発達障害は生まれた直後の遺伝子検査で診断できるものではない。診断は言葉の遅れや目が合わせられないといったことをもとに3歳程度でなされる。実際は1歳になるまでに親は何らかの異常を感じる。自閉症の子らは赤ちゃんの時の視力が良すぎる。コントラストを強く感じ特に目は黒と白のコントラストが強いので目が合わせられない。聴覚も鋭く指向性がないため雑音の中から人間の声を聴きとれない。発達障害では視覚情報の背側経路が壊れやすくその結果腹側経路が正常に成長できない。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #感想歌 感覚の発達障害線引きと伝達社会性の定義と 社会科学枠組み疑問言語学伝達仕組み脳の対比と

  • もちもちかめ さん

    さすがに学者の先生がかかれた本で、こういう現象がみられるけどそれはここら辺がこんなんなってるのと関係あるような感じの研究結果をカナダの大学チームがこないだ出してたよ!という文章。気を抜くとすぐにわかんなくなる私。

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