乳がんはなぜ見落とされたのか 「余命半年」の私にできること

山口真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022579034
ISBN 10 : 402257903X
フォーマット
発行年月
2004年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,270p

内容詳細

市町村や県、厚生労働省、乳がん専門医、検査機器を開発する業者…。それぞれの責任は果たされているのか。命を懸けたがん患者の告発と、厚労省に制度の見直しを決断させた朝日新聞キャンペーン記事をまとめた1冊。

【著者紹介】
山口真理子 : 1963年9月6日東京都生まれ。千葉県在住。ノースカロライナ州立大学を卒業後、ダウ・ケミカル日本株式会社に勤務。英語講師などを経て、現在はパソコン講師。2001年10月に乳がんの告知を受け、12月に手術。2003年6月に肝臓への転移がわかり、余命半年と宣告された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆうゆう さん

    2004年の本。これからどれだけ検診が変わったのだろう。脂肪腫と誤診された…というのが多い、という下りはドキリとする。ガンは痛まない、痛まないわけないだろうなぁ、と素人の私でも思う。なぜ?という理不尽をエネルギーに、多くの日本の妹達に、検診改革を遺してくれた山口さん。ありがとう。ちゃんと婦人科検診受けます。

  • びび さん

    数年前に市の乳がん検診が変わった。そのきっかけになったのが山口さんが自身が産婦人科医に乳がんを見落とされた朝日新聞の投書だったのだ。読み終えてすぐ検索してみたら、余命半年と宣告されたが、それよりも数年しっかりと生き抜かれたことに少しでも救われた気がした。

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