歴史家の展望鏡

山内昌之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622085607
ISBN 10 : 4622085607
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
312p;20

内容詳細

政治のリアリズムと、歴史に対する畏怖の念。ほんの昨日の出来事も、眺める位置で違って見える。どう読めば良いのか?すぐれた歴史家が教える、書物の遠近法。

目次 : 1(歴史に学び「畏怖」を知る/ 政治家と歴史家/ 政治家の平常心と胆力 ほか)/ 2(預言的な響き/ 「Gゼロ」後の国境と領土/ 現代の政治を考えるうえでも示唆に富む ほか)/ 3(観察せよ、そして時機を待つべし/ 大石内蔵助の原型/ エジプトが悲劇から免れている理由 ほか)

【著者紹介】
山内昌之 : 1947年生まれ。歴史学者。専門は中東・イスラーム地域研究と国際関係史。明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所(中東研究部門)特任教授。東京大学名誉教授。著書『スルタンガリエフの夢』(サントリー学芸賞)『瀕死のリヴァイアサン』(毎日出版文化賞)『ラディカル・ヒストリー』(吉野作造賞)『中東国際関係史研究―トルコ革命とソビエト・ロシア 1918‐1923』(岩波書店)『岩波イスラーム辞典』(編著・毎日出版文化賞)など多数。2002年司馬遼太郎賞、2006年紫綬褒章を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    山内先生のみすず書房から出ている書評集の第4弾めです。2010年から14年にかけてさまざまなマスメディアに発表されたものです。いつもながらかなりマニアックで難しい本の紹介がありますが、私には「ブローデルを読む」という箇所が印象に残りました。私も結構ブローデルは読んでいますがこれで再度読みたくなりました。また題名となっている「展望鏡」についての説明も楽しめました。今の方はあまりご存じないと思われますが、私なども子供時代に雑誌の付録などで作ったことがありました。

  • KAZOO さん

    山内さんのみすず書房から出ている書評集の4冊目でこれも様々な新聞や雑誌などに書かれtものを集めたものです。歴史関連や政治関連のものが多く、書かれた当時の時代背景などがよくわかります。前回も書いたのですがこの本の題名となっている「展望鏡」という用語は広辞苑にも三省堂国語辞典などには出ていませんでした。あとがきに書かれていますが、事物には遠近と高低の差によって見えるものが違うということで、ご自分のこの書評をそれになぞられて付けたようです。

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人物・団体紹介

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山内昌之

1947年、札幌市生まれ。北海道大学大学院博士課程を中退、東京大学で学術博士を取得。現在、東京大学名誉教授、ムハンマド五世大学特別客員教授、武蔵野大学客員教授。また、富士通フューチャースタディーズ・センター(FSC)特別顧問、アサガミ顧問、KIZASHI顧問、横綱審議委員会委員長なども務める。専攻は

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