尾形光琳 伝統の美がひかる!江戸時代の天才絵師

山下裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784593102679
ISBN 10 : 4593102677
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;28

内容詳細

みなさんは、尾形光琳という絵師を知っていますか?江戸時代に京都の着物商の家に生まれ、はなやかで遊び心のある作品を多くえがいた絵師です。「琳派」という芸術家のグループの代表的な絵師で、その名前の由来にもなりました。だれもが見る喜びを感じるような、美しい作風が人気をよんだ光琳。その簡単な伝記と、『燕子花図屏風』や『紅白梅図屏風』をはじめとする代表作に加え、琳派の絵師たちとのつながりについても、わかりやすくしょうかいします。この1冊で、きみも尾形光琳がわかる!

【著者紹介】
山下裕二 : 美術史家、明治学院大学文学部芸術学科教授。1958年、広島県生まれ。東京大学大学院修了。室町時代の水墨画の研究を起点に、縄文から現代まで幅広く日本美術を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アキ さん

    琳派と呼ばれる俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の間には、ほぼ100年近い間があり、先達への憧憬が繋がりを作ったもの。国宝「燕子花図屏風」は伊勢物語を題材にしたと考えられており、4月に根津美術館で展示される屏風の10年後の作品「八橋図屏風」はメトロポリタン美術館所蔵。およそ1000枚の金箔と孔雀石の緑と藍銅鉱の藍色は約300年経た今も色鮮やか。2月の梅の季節にMOA美術館で公開される国宝「紅白梅図屏風」は、ウィーン万博でクリムトに影響を与え、「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I」の流線の背景にそれが見られる。

  • とある内科医 さん

    図書館より。お馴染みの華やかさから、ゆるかわまで。

  • m さん

    縁起が良さそうな光琳の絵で2024年の読書スタート。この分かりやすさが人気の秘訣か。鈴木其一も風神雷神図(襖)を描いていたとは知らなかった。東京富士美術館所蔵なのでいつか見に行きたいな。

  • 読生 さん

    https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/4593102677

  • ビシャカナ さん

    商家のボンボンで遊び人ながら、ずば抜けた美術センスを併せ持ち、工芸と美術の枠を超えて自らの理想の美しいものを作った尾形光琳。弟の尾形乾山もまた実直ながら自分の理想の美術を求めて兄と共同作業をするほどだった。その作品は俵屋宗達に倣いながらも、尾形光琳こそが琳派の流派の名前になり、やがて幕末には海を超えてクリムトにも影響を与えた。旦那芸ここに極まれり。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品