日本軍「山西残留」 国共内戦に翻弄された山下少尉の戦後

山下正男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434119545
ISBN 10 : 4434119540
フォーマット
発行年月
2008年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,358,14p

内容詳細

戦後の中国で、日本兵2600名が軍の命令で残留し、共産軍と戦った事件。550名が戦死、700名が捕虜となった。長い抑留の後、帰国した彼らを待ち受けていたのは、「脱走兵」の処遇であった…。

【著者紹介】
米濱泰英 : 1945年7月、中国山東省芝罘で出生。同年12月引揚げ帰国。1968年一橋大学中退。同年岩波書店入社。主に全集・著作集の編集の仕事に携わる。2005年7月定年退職。06年7月より、戦後中国に残留した人たちの聞き書きをホームページ「オーラル・ヒストリー企画」に掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マカロニ マカロン さん

    個人の感想です:B+。日中戦争後の国共内戦についての資料を漁っている時に発見した『流』(東野彰良)関連本。太平洋戦争で日本が敗戦した時、日中戦争では日本軍は敗北感無き終戦を迎えた。兵力と武器が温存されていた中、司令官から国民党軍による武装解除は受けてよいが、共産党軍には従わず闘えという命令を受けた。その後も、山西省の軍閥閻(えん)錫山の要請で日本軍の司令下で4年近く1949年4月の太原(タイユワン)陥落まで2600人が残留し、550名が戦死した。全く知らなかった戦争を知ることが出来た

  • rytryt さん

    張作霖爆殺事件の河本大作に関する内容もあります

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山下正男

1931年生まれ。京都大学人文科学研究所名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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