うらしまたろう 日本の昔話えほん

山下明生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784251011565
ISBN 10 : 4251011562
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
27cm,32p

内容詳細

浦島太郎が海に出ていると、見たこともないきれいな亀があがってきた。「鶴は千年、亀は万年というからな。しっかり長生きしておくれ」と、太郎が亀を放すと…。運命に流されていく浦島太郎の物語を美しく描く。

【著者紹介】
山下明生 : 1937年東京に生まれ、広島県能美島で育つ。京都大学文学部卒業。児童書編集を経て、70年に処女作『かいぞくオネション』(偕成社)を出版。以後、幼年童話、長編創作、英、仏語の翻訳と幅広く活躍し、『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞などを受ける。2004年紫綬褒章受章。熱海市在住

町田尚子 : 1968年東京生まれ。画家。2002年〜2008年、月刊「新潮45」(新潮社)の表紙を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まるる さん

    町田さんの絵が観たくて読んでみたけど、こんな浦島太郎初めて!亀の背中に乗らない。お爺さんになっただけじゃ終わらない!お話も面白かったけど、やっぱり町田さんの美しい絵が魅力的。竜宮城の四季の部屋の美しさが素晴らしい。今回は海のお話だから猫の出番はないよねーなんて思ってたけど、やっぱりいた。いなくてもいいのにいた(笑)。白木さん探しも町田さん絵本の楽しみのひとつ。

  • ちえ さん

    町田尚子さんの絵が幻想的でうっとりする。うらしまたろうの憂いに満ちた表情。乙姫の住むりゅうぐう、季節のめぐる部屋の美しさ。よく知られている浦島太郎の物語は明治に入ってから定着したもの、日本各地で様々な形の浦島太郎伝説があるという。

  • 小夜風 さん

    【図書館】町田尚子さんの絵目当てで借りたのですが、自分の知っている浦島太郎とは違うお話でした。浦島太郎にはいろんなバリエーションがあり、この絵本では御伽草子のものを下敷きにしているとのことで、よく知られているものは明治に入ってから定着したものだそう。この絵本のお話はとっても美しくて、私はこちらの方が好きです。春夏秋冬を東南西北の窓で表すのも、最後に鶴になるのも、幻想的で素敵です。

  • mntmt さん

    乙姫と出会うシーンも終わりも美しい。そして、四つの季節の部屋が素晴らしい。魅力的な「うらしまたろう」でした。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    町田尚子さんの描く世界は、あくまで幻想的でどこか陰のあるイメージでいたのですが、この絵本を読んで、みやびやかという言葉を加えたいと思います。 4つの部屋の景色には圧倒され、ただただ見とれるばかり。 哀愁のあるうらしまたろうと、気性の強そうなおとひめが夫婦になるところは、どこか策略的で、大人の世界のように思えました。 山下明生の描く物語も、二人の出会いから、うらしまたろうの化身まで、別世界の「うらしまたろう」を描ききっていて、妖しい世界を完成させていました。

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人物・団体紹介

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山下明生

1937年東京生まれ。少年時代を瀬戸内海の能美島ですごす。京都大学文学部仏文科卒業。1973年『うみのしろうま』(実業之日本社)で野間児童文芸推奨作品賞、1975年『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞、1992年『カモメの家』(理論社)で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞など受賞多数。2

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