季語を食べる 地球の恵みを科学する

尾池和夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473045805
ISBN 10 : 4473045803
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

〈私たちは食べたものから出来ている??俳句×食文化×科学の融合をたのしむ異色のエッセイ〉
〈「食の季語」からの科学的連想で味わう! 地球の恵みへの畏敬と感謝〉

本書は「食べる」ことに関連した100の季語に注目し、地球科学者としての視点から、食材となる動植物の生態、産地・生息の風土、生命の元となる海や土壌の地球規模の循環をはじめ、食物史、健康への効能、地元に根ざした企業、調理の様子、ときに原産の異国事情まで筆を走らせる、文理の枠を超えた異色のエッセイです。
句作に新鮮な視点を提供するほか、四季の移ろいを感じ、日本の食文化を考えたい方におすすめ。各項目末に掲載する秀句で余韻を味わってください。

【著者紹介】
尾池和夫 : 静岡県立大学学長。地球科学者。専門は地震学。京都大学博士(理学)。京都大学名誉教授。1940年東京に生まれ高知で育ち、土佐高等学校を卒業。63年に京都大学理学部地球物理学科を卒業後、同防災研究所助手、助教授を経て、88年に理学部教授。京都大学第24代総長、京都芸術大学学長を務め、現職。地震学会委員長、日本ジオパーク委員会委員長、日本学術会議連携会員、政府の東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故調査・検証委員会委員、日本学術会議第23期外部評価有識者会議座長などを歴任。氷室俳句会を主宰し、句集に『大地』(角川書店、2004年)『瓢鮎図』(角川書店、2017年)があり、俳句エッセイとして『季語の科学』(淡交社、2021年)などがある。俳人協会評議員を経て現在同名誉会員。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ほう さん

    著者は静岡県立大学学長で、専門は地震学、俳人でもある。季語にまつわる食に関する本。博識に驚かされることもさながら、実際に現地に行き調べて、食べて詳細に記録し、ページの終わりには自身の句を含む俳句が掲載されている。好奇心、探究心の詰まった一冊。

  • Go Extreme さん

    俳句・三現則ー現在の現象を現場で詠む 春:梅 虎杖 韮 野蒜 蕨狩 アスパラガス 桜餅 浅蜊  菫 蓬 鱒  夏:苺 寿俳句・三現則ー現在の現象を現場で詠む 春:梅 虎杖 韮 野蒜 蕨狩 アスパラガス 桜餅 浅蜊  菫 蓬 鱒  夏:苺 篠の子 楊桃 瓜 昆布 茄子 山法師の花 鮎 鰻 鮧 蟹 鯖 章魚 パパイヤ 祭 マンゴー 仙人掌の花  秋:南瓜 新大豆 桃 太刀魚 柿 茸 金柑 秋刀魚 椎の実 新蕎麦 冬と年越・新年 季語を飲む 健康と生命維持―薬膳×発酵×救荒食物 稲と米の四季ー地球の恵を科学する

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