親子共依存 ポプラ新書

尾木直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591144237
ISBN 10 : 4591144232
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
173p;18

内容詳細

「反抗期がなくて楽チン」なんていつまで子どもの面倒見続けますか?反抗期のない子どもが増えている。大学選びや就活に、子ども以上に熱心な親が増えている。互いに自立できない「親子共依存」関係が生み出す、「総子ども化」社会ニッポン。「最優先すべきは個々の自立」と唱える著者が、日本の教育システム、家族観、世界観について根底から問いかけなおす、意欲作。

目次 : 第1章 親ラブ族、急増中!(パパ大好き女子高生、ママ大好き男子中学生/ 相談相手は友達から親へ ほか)/ 第2章 いつまで一緒にお風呂に入ってるの?(反抗期がなくて安心?とんでもない!/ 内なるもうひとりの自分との葛藤 ほか)/ 第3章 世話を焼きすぎる親たち(子どもの親離れを阻むのは親?/ 入学式には両親がそろって ほか)/ 第4章 ニッポン「総子ども社会」と教育(日本の家族は「絆」重視/ 国ごとに違う家族観 ほか)/ 第5章 思春期は無謀だ!(思春期は「疾風怒涛」期/ 思春期脳について ほか)

【著者紹介】
尾木直樹 : 1947年生まれ。早稲田大学卒業後、私立高校、公立中学校の教師として22年間ユニークな教育を実践。現在、教育評論家、法政大学教授として、全国での講演やメディア、CMに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みゃーこ さん

    うるせー!くそばばあ!と子供に言われたら、今宵は赤飯を炊いてお祝い。着実に自立の第1歩を歩んでる

  • masa さん

    「宮崎美子のすずらん本屋堂」を観て手に取った尾木ママの著書。ページ数もなくてサクサク読めたが子育て真っ最中の私にはとても参考になりました。思春期の子供と「異性入浴」を続ける親子、活況な「大学の授業参観」、就職採用過程を問い合わせる親などの話には驚くよりも呆れてしまったが無視できない割合だという。「共依存」しない為には経験させるべきことは自分でやらせて、子供との適度な距離は取りつつも、親が自分の人生を楽しんでいる姿を見せることって大事なんだなぁ〜と改めて感じた。順番からして親が先に逝くんだしね…。1559

  • mari さん

    『親はつい手を出したくなりますが、アイデンティティは自ら悩み苦しんでこそ手に入れられるもの。そこで親が手出し口出しをすればかえってそれが自我同一性の確率を妨げることになり、結局はわが子を窮地に追い詰めることになってしまうのです』先走って手出し口出ししない!と自分自身に言い聞かせることにする。

  • すももんが さん

    高齢化によって、親子共存年数が長期化しており、約60年にもなるという。人生の3分の2以上を「子ども」として過ごすことになり、精神的な自立がなされない。また家族のように、人間関係のストレスやリスクの低い人たちだけのなかで安住していては、視野が狭くなる。未来に生きる子どもの足を引っ張らないようにしたい。

  • のんすけ さん

    親子共依存、どんな親子かと思えばよく見かけるべったり親子。うちも次女が一人暮らしを始めなければ同じだったかも。親も子も自立してこそ大人。勉強になりました。図書館本。

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人物・団体紹介

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尾木直樹

教育評論家。早稲田大学教育学部卒業後、私立海城高校教員、公立中学校教員等を22年間務めた後、“教育現場と社会の架け橋になりたい”と評論家、大学教員に転じる。法政大学キャリアデザイン学部教授、教職課程センター長を経て、同大学名誉教授。臨床教育研究所「虹」所長として、子育てと教育、メディア問題等に関する

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