戦国乱世の都 京都の中世史

尾下成敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642068659
ISBN 10 : 4642068651
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;20

内容詳細

戦国時代、室町幕府や細川京兆家は弱体化し、都の文化人は地方へ下った。一方、洛中洛外では新しい町が形成され、豊臣・徳川のもとで巨大都市化が進む。政治・都市・文化の様相を描き出し、戦国乱世の都の姿を追う。

目次 : 転換期の洛中洛外―プロローグ/ 1 細川高国と細川澄元の対立/ 2 細川晴元の畿内進出/ 3 三好長慶の台頭/ 4 将軍と信長の城館/ 5 乱世の都とその住人たち/ 6 乱世のなかの朝廷・公家/ 7 乱世のなかの文芸/ 8 京都改造の時代/ 9 首都としての伏見/ 中世京都から近世京都へ―エピローグ

【著者紹介】
尾下成敏 : 1972年富山県に生まれる。1998年富山大学大学院人文科学研究科修了。2001年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都橘大学文学部教授

馬部隆弘 : 1976年兵庫県に生まれる。1999年熊本大学文学部史学科卒業。2007年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、大阪大谷大学文学部准教授

谷徹也 : 1986年京都府に生まれる。2010年京都大学文学部人文学科卒業。2015年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、立命館大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 南北 さん

    室町時代の末期の政治史については知識不足もあり、わかりにくいと感じた。一方戦国時代に入って、公家が地方に下向することで連歌などの文芸が伝わっていくところは興味深く読むことができた。一方、洛中洛外は巨大都市となり、豊臣秀吉の時代には伏見が首都としての機能を持ち、やがてその機能が江戸に移転していく様子を秀吉や家康の各地にある屋敷の滞在日数から探ろうとしているところはこれまでの異なる視点からの知見が得られたと思う。中世から近世に移行していく京都の様子がわかる好著である。

  • アメヲトコ さん

    21年9月刊。16世紀前半の政治史(馬部)、信長秀吉期の都市文化史(尾下)、豊臣・徳川期伏見(谷)という分担。尾下さんのパートが比較的読みやすいですが、京都の方一町の街区を109メートル四方としているのは120メートルの誤りでは。

  • イツシノコヲリ(丹波國) さん

    応仁の乱の後から家康の伏見城まで扱う。前半の政治史は複雑すぎて消化不良気味だった。足利義輝が結果的に殺されてしまったという研究成果があったのは知らなかった。後半の伏見城では、武士などが集まりすぎて治安維持が困難になるなどの都市問題が多発したという指摘は興味深かった。

  • onepei さん

    聚楽第、伏見や城など土木の話もあって興味深かった

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尾下成敏

1972年富山県に生まれる。1998年富山大学大学院人文科学研究科修了。2001年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都橘大学文学部教授

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