基本情報
内容詳細
13歳で金沢から江戸に出、短期間でフランス語をマスターし西洋の高等数学を学び、その後当時最高レベルの材料力学、造船学等を習得した辰巳一は、日清戦争で活躍した三景艦を設計し、建造の指揮もした。この時代に来航した帆船軍艦の貴重な写真等を多く載せ、当時の出来事を述べるとともに、西洋に早く追いつく学問を身に付けるため猛勉強した彼の語学力、数学力、技術力を示すノートや設計図の一部を示しながらその業績を語る。当時の日本の立場と技術力をみる資料ともなる。
目次 : 1章 明治三年に13歳の少年4人、金沢から江戸へ徒歩旅行/ 2章 和算から洋算へ/ 3章 日仏関係/ 4章 横須賀製鐵所技術伝習學校「黌舎」/ 5章 フランス海軍造船応用学校と三景艦の設計、建造/ 6章 結び、本書を閉じるに当たって
【著者紹介】
小野雄司 : 昭和12年生まれ、小田原市出身。昭和28年4月大仙食品工業株式会社入社。昭和33年3月大仙食品工業株式会社退職。昭和32年3月神奈川県立小田原城東高等学校商業科定時制課程卒業。昭和37年3月横浜国立大学学芸学部数学科卒業、4月神奈川県立高等学校教諭に採用される。茅ケ崎高等学校(定時制課程)、湘南高等学校(定時制課程)、汲沢高等学校等に勤務。平成10年3月神奈川県立高等学校教諭定年退職。昭和45年3月日本大学大学院理工研究科数学専攻科修士課程卒業、故壬生雅道氏に師事、関数解析(Banach環)の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
小野雄司
昭和12年生まれ、小田原市出身。昭和28年4月大仙食品工業株式会社入社。昭和33年3月大仙食品工業株式会社退職。昭和32年3月神奈川県立小田原城東高等学校商業科定時制課程卒業。昭和37年3月横浜国立大学学芸学部数学科卒業、4月神奈川県立高等学校教諭に採用される。茅ケ崎高等学校(定時制課程)、湘南高等
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