屍鬼 5 新潮文庫

小野不由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101240275
ISBN 10 : 4101240272
フォーマット
出版社
発行年月
2002年02月
日本
追加情報
:
16cm,478p

内容詳細

村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。鬼どもを追い立てる男たちの殺意が、村を覆っていく―。白々と明けた暁に切って落とされた「屍鬼狩り」は、焔に彩られていつ果てるともなく続いていった。高鳴る祭囃子の中、神社に積み上げられる累々たる屍。その前でどよめく群れは、果たして鬼か人間か…。血と炎に染められた、壮絶なる完結編。

(「BOOK」データベースより)

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物語の途中から、ホラーという狭いジャンル...

投稿日:2011/03/17 (木)

物語の途中から、ホラーという狭いジャンルを超越してしまい、文学作品として昇華してしまった凄い小説だと思います。たいへん難しいと思いますが、映像化して頂きたいです!

SunFlower さん | 富山県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    最初に意識していた小野不由美版『呪われた町』などという思いは最後には吹き飛んでしまった。この濃密度は本家を遥かに上回る。単純に長いというわけではない。本書が孕むテーマやドラマがとにかく濃く、実際どれほどの感想を書いても全く以て書き足らない思いばかりだ。ゆめゆめ油断なさるな。21世紀の、平成を経て令和になった世にもまだ怪異は潜んでいる。それを信じる大人になってほしい。それがために物語はあるのだから。まさに入魂の大著と呼ぶに相応しい傑作だ。そしてこんな物語が読める自分は日本人でよかったと心底思うのである。

  • takaC さん

    うむ、そう結びましたか… 単純に善vs悪ではないと…日本人以外には難しい背景&観念かもね。

  • はらぺこ さん

    終了。正直、複雑な気分やなぁ。4巻までの辰巳の嫌がらせが無ければ完全に屍鬼側に肩入れしてたと思う。あんなに世話になってた加奈美に対する元子の行為は酷いわ、気の毒に思うけど・・・。大川親子は似たもの親子やなぁ・・・。全巻通しての感想、いつ寝たらええか分からんぐらい引き込まれた。

  • nobby さん

    まさに人間の逆襲の巻。ようやく一致団結した村人達による屍鬼の殺戮の徹底振りに人間のエゴが現れ生々しい。息絶えさすには心臓破裂の為に杭を打つ、もしくは首を刈るしかないという事実が一層あおる。一方で日中は全く動けず眠る様を狩られる弱点はどうにもならない。「ただ食事をするだけ」に人間を襲い、増殖すればするほど生存が破綻する屍鬼の悲哀がたまらない。とにかく人が持つ怖さというものを様々な見地から圧倒的に見せつけられた。

  • nabe さん

    小野不由美ホラーの最高峰。重厚さでは他の追随を許さない、ジャンルに抵抗がなければ手放しで薦めたい作品だ。地獄絵図の最終巻。正に現代の魔女狩り。異物を排斥する人間の冷酷さをまざまざと見せ付けられる。しかも中世のそれとは違い冤罪などは皆無。磔にして火あぶりにするまでもなく、まるで陽の光の下で生きられない事こそが悪だと断罪されるかのように次々と太陽の業火に焼き尽くされるかつての村人。彼らに何の罪があろうか。ただ屍鬼として生まれ変わってしまっただけなのに。世界に認められなかった存在。神に見放された存在。(続く)

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人物・団体紹介

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小野不由美

大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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