小酒井不木集 恋愛曲線 ちくま文庫

小酒井不木

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480037015
ISBN 10 : 4480037012
フォーマット
出版社
発行年月
2002年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
511p;15

内容詳細

こんな凄い作家がいたとは!大正末期から勃興しつつあった探偵小説界に、医学者としての知識を駆使した作品群で多大な影響を与えた小酒井不木。安楽死、毒薬、人工心臓、人体実験など今も古びないモチーフと意外な結末。科学と神秘的世界が結合した世界をみごとに描き切った作風は、新鮮な輝きを放っている。好評「怪奇探偵小説傑作選」につづく、新シリーズ刊行開始。

【著者紹介】
小酒井不木 : 1890年(明治22)愛知県生まれ。東京大学医学部卒業。生理学・血清学を専攻。医学博士。1921年(大正10)以降、病気療養のかたわら、執筆を始め、森下雨村の勧めで「新青年」などに作品を発表。医学的心理学的知識を駆使した作風で探偵小説界に衝撃を与えた。1929年(昭和4)没

日下三蔵 : 1968年神奈川県生まれ。出版社勤務を経て、ミステリ評論家・フリー編集者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    短編集。なぜこれほどの怪奇な物語の著者が、江戸川乱歩ほどに知られていないのか不思議に思い解説を読んだ。若くして亡くなった著者。出版社からの要請のまま書き急いだ著者が、命を削って書いた著作。医者であり、医療に関する著述もあるとのこと。医療に関する話もある。「恋愛曲線」。出だしから怪しげだった。愛知県生まれ。三重県生まれの江戸川乱歩がすぐ次の世代。

  • らむれ さん

    浪漫たっぷり猟奇的で仄暗くホルマリンの香りの短編推理小説。恋、という言葉がもっと不純で重くて輝いていた時代。推理小説なのに登場人物たちが破滅的な恋愛に走りがちで、いろいろ突っ込みどころもあるけど、不木自身が一目惚れで結婚してるし、なんか筋の通ったロマンチストなんやろなぁ(笑)乱歩あたりがお好きな方はつまんでみてはいかがでしょ、

  • 読書家さん#lfJKjP さん

    恋愛曲線、人工心臓、死体蠟燭、メヂューサの首が印象に残る短編でした。医学とミステリーを融合した様な作品で興味を唆られました。

  • 不見木 叫 さん

    SF小説・怪奇小説・探偵小説とジャンルに富んだ短編集。「人工心臓」、「秘密の相似」、「死体蝋燭」、「メヂューサの首」が私的ベストです。

  • 林 一歩 さん

    取り立てて言うべき感想は無い。読み難かった。それに尽きる。

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人物・団体紹介

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小酒井不木

1890年、愛知県生まれ。東京帝国大学大学院で生理学・血清学を専攻。肺結核の療養生活を経て、1917年に東北帝国大学医学部助教授に就任。21年に医学博士の学位を得て東北帝国大学教授に任じられるが、健康不良のため退職し、以後は文筆業に専念する。23年に名古屋へ移住してからは様々な媒体へ精力的に執筆活動

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