ある日、死んだ彼女が生き返りました スターツ出版文庫

小谷杏子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784813713401
ISBN 10 : 4813713408
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
317p;15

内容詳細

唯一の心許せる幼馴染・舞生が死んでから三年。永太は生きる意味を見失い、死を考えながら無気力な日々を送っていた。そんなある日、死んだはずの舞生が戻ってくる。三年前のままの姿で…。「私が永太を死なせない!」生きている頃に舞生に想いを伝えられず後悔していた永太は、彼女の言葉に突き動かされ、前へと進む決意をする。さらに舞生がこの世界で生きていく方法を模索するけれど、しかし彼女との二度目の別れの日は刻一刻と近づいていて―。生きる意味を探すふたりの奇跡の純愛ファンタジー。

【著者紹介】
小谷杏子 : 2019年『八月、ぼくらの後悔にさよならを』(スターツ出版)で第4回スターツ出版文庫大賞優秀賞を受賞し書籍化デビュー。2020年『おいしいふたり暮らし〜今日もかたよりご飯をいただきます〜』(アルファポリス文庫)でアルファポリス第3回ライト文芸大賞大賞を受賞。細やかな心情描写に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なみ さん

    ある日、死んだはずの幼馴染である舞生が、生きる意味を見失っていた永太の目の前に現れる。 生前と同じようにして、舞生に外の世界へと引っ張ってもらう永太だったが、いつか彼女が再び消えてしまうかもしれないことに思い至る。 最後の未練を叶えるシーンが大好きです! そのシーン自体はもちろんなのですが、そこに至るまでの仲間たちのサポートがとても素敵すぎる! 糸井先生の"あの子、お別れが下手くそだもの"という台詞が印象的でした。

  • めぐ さん

    タイトルのインパクトで手に取る。本当に故人が生き返る話だった。彼女と言っても恋人ではなくSheの方だが。ファンタジー過ぎる展開と誰もがすんなり状況を受け入れるご都合主義感にはリアリティが足りなさすぎて今ひとつ入り込めなかったし、エピローグもちょっと安直な気もするが、親の居ない少女の気持ちは良く解っている。父の日や母の日に鬱になったり、友人が親と出かける話にモヤモヤしたりはあるある。主人公の自己不全感やボイドの呼び声も分かる分かる。ここよりも少し優しい世界。

  • シャトーブリアン さん

    彼女が居た証がエピローグに生かされていて(涙) 引きこもっていた永太が突然生き返った舞生によって前向きに生きる決心をし彼女に言えなかった言葉を伝えるまでの心理描写がとても丁寧で終わりが訪れるのが分かっていても楽しく読めました。 色々な人達の後悔を断ち切る為に舞生はみんなの前に現れてくれたのかもしれない。後悔に苦しんでた人達が苦しみから解放されるシーンが個人的にかなり好きです。 恋愛部分だけではなく家族や友人達にもスポットを当てたのがとても良かったです!!

  • Nori さん

    タイトルのとおり事故により亡くなった幼馴染の女の子が目の前に現れ、彼女と関わりながらその死を乗り越えるまでの物語でした。

  • HASE, Moto さん

    その夜、3年前に転落死した舞生が、死んだ当時の姿で永太の前に現れた。ふさぎ込んでいた永太は、生前と変わらず明るい舞生によって、引きこもり生活から表へ引きずり出される。そして舞生の未練を晴らす手伝いをすることになるが……。 永太と舞生、いつも一緒にいた2人だが、語り合わないまま別れ別れになってしまった──ということに気づいたのが舞生の死後。奇跡が起こらなければ交わされることのなかった言葉の数々がとにかく切なかった。エピローグは力強くて、序盤との対比がまぶしかったです。

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人物・団体紹介

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小谷杏子

『八月、ぼくらの後悔にさよならを』(スターツ出版文庫)でデビュー。2020年、「アルファポリス第3回ライト文芸大賞」で『おいしいふたり暮らし』が大賞を受賞し刊行。青春恋愛、ライト文芸ほか児童向けアンソロジーなど幅広く執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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