一度は行きたい幻想建築 世紀末のきらめく装飾世界 ビジュアルだいわ文庫

小谷匡宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479308157
ISBN 10 : 4479308156
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;16

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読書メーターレビュー

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  • rico さん

    アールヌーボーの建築物に魅せられた著者が世界各地で撮影した写真の数々。過剰な装飾性にたじろぎつつ、気づけば見入ってしまう。色使いもカラフルで愛らしく。建物として今も現役バリバリなのも嬉しい。南米やアジアなど欧州から距離があるエリアほど、異形とも見える独自のメタモルフォーゼを遂げているのがまた楽しい。日本にもいくつか。これは行かねば。・・・と、ページをめくる手が止まる。キエフ、ハルキウ、オデッサ。戦火の中でこの美しい建物はどうなったのか。胸が詰まる。多くの建物が今この世界にあることの奇跡を、その脆さを想う。

  • ホークス さん

    2020年刊。著者はアール・ヌーヴォー建築巡りがライフワークで、本書もその路線。件数が多いぶん其々は外観写真1〜3枚+キャプション。しかも文庫で紙面が小さいからネットで調べてみよう(自信は無い)。面白がるポイントは、窓の形と配置、表面のタイルや絵や漆喰、彫像や錬鉄、屋根の形、塔やドーム、全体の調子(ゴシック、バロック、アールデコ等)という感じ。ルーマニアの黒鷲ホテルとハンガリーの伯爵宮殿が、風格もあって幻想に浸れそう。ガウディの不思議な作品が好きだけど、楽しい建物は世界中にある。多分日本にも沢山ある。

  • あたびー さん

    到着してすぐパラパラっとスキャンした。ワクワクする様な素敵な建築が並んでいて目移りする。ただ、写真は一軒につき一枚程度なので、気になる建築があれば別途詳しく調べなくてはいけない。この本はその為のカタログ的な入り口としてとても便利だと思う。

  • てくてく さん

    タイトルと、ページをめくった時の建築写真に惹かれて購入。隙間時間に読み進めた。何をもって幻想建築と定義するのかがよくわからず、また説明されている装飾が文庫版の写真では見づらいことが残念だった。でもやはり面白いです。こういった機能的かと言われると困ってしまう装飾がある建物は今後もレアなりに建築され続けるのだろうか。

  • 渋谷未紀 さん

    小さな文庫本の中に、あるものは流麗美麗、あるものは可愛らしい建物が詰め込まれている、宝石箱のような本。写真が小さいのがネックな人も多いようだが、自分は小さいが豊富な写真(と添えられた短い説明文)たちが小さな図鑑のようで刺さった。目を凝らして1枚ずつ見入ってしまう。この中の幾つかや、本に載っていない幻想建築たちの中には戦火に焼かれたものも少なくないだろう。 建築好きはもちろん、息抜きや紙上旅行で思いを馳せることが出来る愛すべき本。

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人物・団体紹介

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小谷匡宏

一級建築士、元高知県および四国バスケットボール協会会長。昭和20年11月10日高知県生まれ。平成28年株式会社小谷設計取締役会長(現在は介護一筋)。昭和59年第1回高知都市美デザイン賞(鈴木東グリーンハイツ)。平成2年第7回高知市都市美デザイン賞(帯屋町一番街アーケード)。平成7年通商産業省グッドデ

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