小田嶋隆のコラム道

小田嶋隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903908359
ISBN 10 : 4903908356
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本

内容詳細

足掛け5年、ミシマ社ホームページ及び「ミシマガジン」に掲載された人気連載「コラム道」、ついに書籍化。
深遠かつ実用的、抱腹絶倒間違いなし。天才コラムニスト、本業を初めて語る!


「コラムは、道であって、到達点ではない。だから、コラムを制作する者は、方法でなく、態度を身につけなければならない。」
「(コラムの)書き出しに芸はいらないのである。」
「さよう。コラムは、メモとはまったく別の地点に着地することが多い。」
「「乗れている時は読み直すな」というポイントも、実は、「〆切」によってもたらされる」
……書き出し、オチ、文体と主語、裏を見る眼…天才コラムニストによる「超絶!文章術」。


内田樹氏との夢の対談も収録。


目次
PART1
第一回 コラム道に至る隘路
第二回 コラムとは何か
第三回 コラムと枠組み
第四回 会話はコラムの逃げ道か
第五回 モチベーションこそ才能なり
第六回 書き出しについてのあれこれ
第七回 結末、結語、落ち、余韻、着地
第八回 コラムにメモはいらない?
第九回 文体と主語(その1)
第十回 文体と主語(その2)
第十一回 推敲について


PART2
第十二回 すべては要約からはじまる
第十三回 裏を見る眼
第十四回 長さとコラム


特別対談 小田嶋隆×内田樹


 


小田嶋隆(おだじま たかし)
1956年東京赤羽生まれ。早稲田大学卒業。
食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。
国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『我が心はICにあらず』(光文社文庫)、『人はなぜ学歴にこだわるのか』(知恵の森文庫)、『1984年のビーンボール』、『サッカーの上の雲』(以上、駒草出版)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『その「正義」があぶない。」(日経BP社)、共著に『9条どうでしょう』(毎日新聞社)、『人生2割がちょうどいい』(講談社)などがある。




【著者紹介】
小田嶋隆 : 1956年東京赤羽生まれ。早稲田大学卒業。食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    【コラムは道であって、到達点ではない。だから、コラムを制作する者は、方法でなく、態度を身につけなければならない】10年前のコラム指南書。巻末に内田樹との対談収録。<いずれにしても、読み手による好悪や、その時々の出来不出来を超えた地点で、コラムは「違った」文章であらねばならない。内容、文体、視点、あるいは結論の投げ出し方や論理展開の突飛さでも良い。とにかく、どこかに「当たり前でない」部分を持っていないとそもそも枠外に隔離された甲斐がないではないか。/ガオオオぐらいな咆哮はやらかしてみせるべきところだ>と。⇒

  • あちゃくん さん

    水鳥は優雅に見えるが水面下では必死に足を動かしているなんて言うけど、この本は小田島さんが、水面下の動きを彼独特のウィットに包んで開陳したと言った趣です。この本は面白いんだけど、普段彼のコラムで感じている面白さよりも、僕の印象に残ったのは、彼の書くことに対する誠実さでした。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    結末まで読んで再読に気が付いたショックがきっかけで「読んだら書く」を自らに課した。本を読むのが辛くなった病床の妻にレビューをリライトして送り続けた。瞑目後は心のよりどころを書に求めて図書館通い。返却期限という外部的強制に背中を押され、レビューを反復継続しているうちに字数制限にピタリとおさめる快感に目覚めた。255字では無駄話も寄り道も不可能。読み取った内容を一筆書きで一気に表現するのが私の「レビュー道」。一人だった読者は月間数百人になった。定年迄に千レビュー達成が目標。月三千頁を続けると到達できる見込み。

  • かんやん さん

    名コラムニストによるコラム講座。「コラムニストは主題を選ばない。どんな主題でも、注文があれば書く…問題にしているのは、主題そのものではなく、与えられた主題をどのように料理するのかという、調理手順」とあるように、与えられた主題。しかし、今回は失敗というか、あんまりにもヤッツケ。著者のコラムは確かに切り口が面白いが、やっぱり主題は自分で選んだものが良いということだろう。正反対の二つ結論があるとして、そのどっちに転んでもおかしくないし、どっちでも説得力を持たせることができるような論旨なんですよね。

  • 阿部義彦 さん

    今は亡き小田嶋隆さん、ミシマ社からこんな本を出してたのですね。2012年6月刊。初回連載が2008年でしたが連載が伸びに伸びて、時には長く中断したりして4年の月日が流れたそうです。でも当代きってのコラムニストだけに、めちゃくちゃに面白いです。小田嶋隆による、コラムを書くにはどうしたら良いかに答えるコラムです。テーマ、書き出し、推敲、主語、等などについて分かりやすく教えてくれます。巻末の内田樹さんとの対談がまた最高、樹さん曰く小田嶋隆さんは橋本治と並ぶくらい説明が上手いそうです。これは最上級の褒め言葉。

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小田嶋隆

1956年東京赤羽生まれ。早稲田大学卒業。食品メーカー勤務などを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。2022年、はじめての小説『東京四次元紀行』(イースト・プレス)を刊行、6月24日病気のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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