仕舞う 旧家に伝わるくらしの知恵(仮題)らんぷの本

小泉和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309757582
ISBN 10 : 4309757588
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

心を込め、手を使い、丁寧。しかも合理的で機能的。収納の新たな「美」。初めて目にする「仕舞う」の極意。山陰地方の裕福な旧家に、まるでタイムカプセルのように残った「仕舞われた」飲食器、家具調度、衣服・古文書等。丁寧に「仕舞う」方法には、現代の私たちが学ぶべき収納の知恵が詰まっている。永久保存版!自ら仕事を切り開いてきた現代を生きる女性の仕舞い方にも注目!

目次 : 第一部 わたしの仕舞い方(仕舞うと住まう/ 暮らしを美しくする/ 食を仕舞う/ 昭和の仕舞い方)/ 第二部 旧家の仕舞い方―仕舞う技(飲食器/ 家具調度品/ 衣服/ 古文書/ 食品)

【著者紹介】
小泉和子 : 昭和のくらし博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    なんかいいな、と思ったのはどこか雑然としていてその人の「暮らし」がにじみ出ているおうちでしょうか。後半の昔ながらの知恵や、旧家の「収納」は文化史的な要素で、こちらも楽しめます。しかし日本の気候もだいぶ変わってきてしまいましたが、過去の知恵はいまだに活かされてるのかな…。

  • 布遊 さん

    昭和の仕舞い方なので、自然に沿った、自然素材を使っての仕舞い方でいろいろ工夫してあります。

  • あじ さん

    実家を開放した「昭和のくらし博物館」の館長、小泉和子さん監修の“仕舞う=収納”ですから、無印やニトリの力は一切借りません。陶器、漆器、着物ときて古文書、屏風の域になりますと某鑑定団を視聴する年代が過ぎります。防虫に関しても植物を利用していました。資料的価値で存在していく書籍ですね。◆当方、昭和くらしの博物館に来館済み

  • ひろさん さん

    タイトルから整理収納本かとパラパラとページをめくると、そこには旧家の台所や和室の写真がたくさんありました。旧家を保存、展示する中で、しまう技術を知りたいという声に応えての本でした。南天の葉が食品の抗菌効果があり、銀杏の葉が本の防虫効果があるとは知っていましたが、月桂樹がお米の虫除けに使えるとは知りませんでした。 着物や掛け軸、陶器、緞通、火鉢などの片付け方まで生活の知恵として受け継がれて来たノウハウの勉強になり、何度も驚きました。とても興味深く読みました。

  • Go Extreme さん

    意義: 仕舞う文化 生活整理 収納の工夫 伝統と現代 物の寿命向上 収納技術の継承 整理整頓の重要性 昔: 食器の収納 季節ごとの仕舞い方 保存技術 衣服の虫干し 収納家具 家具と調度品 屏風と掛軸 現代: 生活様式の変化 冷蔵技術の進化 収納家具の多様化 環境配慮 収納技術の再評価 省スペース収納 具体的な収納法: 食品保存法 衣服の防虫対策 収納具の選び方 仕切りの活用 自然素材の利用 家具配置の工夫 実践と継承: 河島家家財調査 熊谷家の収納復元 伝統技術の現代応用 リサイクル活用 収納文化の発展

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人物・団体紹介

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小泉和子

1933年東京都生まれ。女子美術大学芸術学部洋画科選科修了。東京大学工学部建築学科建築史研究室で日本家具・室内意匠史を研究し、工学博士号取得。家具・道具および建築を中心とした生活史を研究する生活史研究所を主宰。元京都女子大学教授。登録有形文化財昭和のくらし博物館館長・家具道具室内史学会会長

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