アール・ブリュット 湧き上がる衝動の芸術

小林瑞恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479393481
ISBN 10 : 447939348X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
204p;21

内容詳細

2度のパリ展「ART BRUT JAPONAIS」で22万人、ロンドン展「Outsider Art from Japan」で10万人を動員。欧州を熱狂させ続けながらも、いまだ知られざる国内芸術の極北。美術の専門教育を受けていない人が独自の発想と方法で創造する芸術=アール・ブリュット。既成概念、流行、社会的な評価に縛られず、人知れず作り続ける創作者たちの、美しくて静謐、烈しくて儚い、めくるめく独創の世界。表現せずにはいられない日本作家40名270点を収録。

目次 : 西山洋亮―不規則性の美学/ 池田真悟―飽くなき遊び心がつくったマイノート/ 宮宏一郎―独自の観察眼と評価指数で描かれる問いと未来/ 古久保憲満―無限に広がるパラレルワールド/ 吉澤健―その文字は、街の記憶/ 平野智之―異世界をクリエイトする、独創ショートムービー/ 戸谷誠―生涯をかけて描き続ける壮大な絵巻物/ 松田僚馬―地球防衛団が綴る平和へのメッセージ/ 松本寛庸―柔らかく広がるカラフルな亜世界/ 西田裕一―凛々と舞う繊細で緻密な線画

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nbhd さん

    ちょっと妬くくらいの放埓さと自由と爆発力だ。いや、放埓さとか自由とかっていう表現は違う。この本にある数十人の作品には、それぞれの規則性や固有のリズム、形式がある。美術史的な形式やらに囚われない形式がある、それがステキだ。いやいや、これもちょっと表現が違う。何らかの障害をもつアーティストたちも、それぞれの方法で身体の外部と交わり、確実に影響を受けているはずだ。だから結局、放埓でも自由でもない。形式的だ。これって、とてもありふれたことだ。ありふれたことが、1周まわって、ありふれている作品集。

  • 辺野錠 さん

    NHKの「人知れず、表現し続ける者たち」や「no art,no life」などのアール・ブリュット番組で紹介された作家が多かったけどその作品を映像じゃなくて本でじっくり見ることが出来たのが良かった。それでも立体はもちろんだが紙に小さい穴があけられている絵や壁紙を削って壁に描かれた作品があって本では100%伝わっていないのが強烈。番組で作品が映っていたけど紹介されてなかった金属リボンの人形の詳細が分かったのも良かった。

  • takao さん

    フランス語で「生(き)の芸術」の意。美術の専門的教育を受けていない人々の独創的アート。

  • カタナシ さん

    アート教育を受けずにその衝動によって創作するというのは、とても人間的であるように思う。そしてその作品も独創的で面白いものが多い。この本は読み物と言うよりは画集です。

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