世界のふしぎな木の実図鑑

小林智洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422430331
ISBN 10 : 4422430335
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
174p;24

内容詳細

変で、愉快で、美しい。植物が進化の末に獲得した果実・種子の驚くべき機能美、造形美を約300点の高精細写真とともに紹介する、かつてないビジュアル図鑑!

目次 : 第1部 あつまる(ドングリの仲間/ クルミの仲間/ セコイア3兄弟 ほか)/ 第2部 ひろがる(風に舞う/ 回転しながら落ちる/ 動物にひっついて移動する ほか)/ 第3部 かたちづくる(鱗をまとう/ 棘をのばす/ ひねる・ねじれる ほか)

【著者紹介】
小林智洋 : 1978年、京都生まれ、軽井沢育ち。早稲田大学第一文学部哲学科東洋哲学専修卒業。食品商社での勤務を経て、実家のジャム店「ジャムこばやし」を継ぐ。ひょんなことから木の実の面白さ、可能性に気づき仕入れを始め、2010年に東京の古本屋で木の実販売会を初開催。以降、本業のかたわら「小林商会」として世界の木の実を収集し、ギャラリー展示やイベント、インターネットなどで販売している

山東智紀 : 1976年、和歌山生まれ。九州東海大学大学院農学研究院博士課程前期農学専攻修了、大阪大学大学院工学研究科博士課程後期応用生物工学専攻修了。緑花文化士。幼少の頃から多肉、食虫植物、ラン、シダ、コケ、イネ科など広範な植物に興味を持つ。大学での「イチョウの核形態学的研究」や「パラゴムノキにおける天然ゴムの生合成と蓄積に関する研究」の傍ら、各地の植物や巨樹の探索を行い、研究室主催の「緑からのメッセージ展」などの普及活動を主導。2010年よりタイに移住し、世界中の木の実の収集や動植物の観察を続けている

山田英春 : 1962年、東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。書籍の装丁を専門にするデザイナー。本業の傍ら、瑪瑙などの模様石の蒐集、古代遺跡・先史時代の壁画の撮影を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ さん

    木の実。植物の始まりであり一旦の終わりでもある。熟して弾け飛ぶもの、落葉の下でじっと運ばれるのを待つもの、大海を漂流して遥か対岸で芽を出すもの。硬く閉ざされた生命の源は各々のきっかけで目を覚ます。できるだけ遠くへ、存続のためかこの星のためか、回転しながら羽を広げ、綿に包まれて風に任せて。人が想像しても描けないほどに多種多彩な造形に美とは何かを考えさせられる。すべてはここにあるのではないか。色んな帽子をかぶって温まっているドングリを集めて並べてみようかな。この世界には一つとして同じものは存在しないのだから。

  • kinkin さん

    世界の様々な木の実が精細な写真と併せて解説されている。種子や木の実おもしろくで珍妙な格好をしたものが多い。大きさが40センチちかくになるフタゴヤシは一度見てみたいしライオンゴロシというかぎ針を集めてような種子(これはリウマチの薬にもなるらしい)もある。興味があるのは豆類。東南アジアや中南米には大きな豆があってそれが川に落ちて海に下り漂流してときに日本の海岸にも漂着する。わたしはビーチコーミングを通じてそれらを拾ったりもらったり。熱帯のジャングルからやってきて手のひらに乗るなんて不思議な縁です。図書館本

  • たまきら さん

    図書館新着本。小さいころ見た「野生の王国」やディスカバリーチャンネルでドキドキしてみた不思議な植物が一堂に会し、もううれしい悲鳴でした。火事のような大きなストレスがかかることで種子がはじけるもの、まだまだ活用方法が期待され、研究が楽しみなもの…。けれどもやっぱり一番感動したのは幼いころ本で読んだ「ライオンゴロシ」!いやはやこんなのが足に刺さったら大変だろうなあ!文句はありませんが、とても重いので持ち運びには苦労します…。

  • 二戸・カルピンチョ さん

    世界って広いなぁ!自然て不思議だなぁ!見たこともない木の実の数々。写真が美しくて細部までよくわかる。舌を噛みそうな名前、恐竜の名前みたいのとか。リトカルプス・レピドカルプスに似たのは見たことある気がする。見て満足の1冊でした。

  • 愛玉子 さん

    自然の造形ってどうしてこんなに美しいんだろう。改めて不思議。風に乗ったり動物にくっついたり(これがライオンゴロシか…ほほぅ)火事になったらパカっと割れたりという合理的なデザインもあれば、ちょっと意味がわからない変テコな形のものも。近所の公園で大きな松ぼっくりが拾えるのですが、今回「テーダマツ」であることが判明。「うっかり触ると刺さる。」うん、間違いない。スナバコノキは秒速70m(時速250km)で種子を飛ばすって、危険!タビビトノキの実の色鮮やかなことといったら。美しく珍しくて、とても素敵な木の実の図鑑。

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小林智洋

1978年、京都生まれ、軽井沢育ち。早稲田大学第一文学部哲学科東洋哲学専修卒業。食品商社での勤務を経て、実家のジャム店「ジャムこばやし」を継ぐ。ひょんなことから木の実の面白さ、可能性に気づき仕入れを始め、2010年に東京の古本屋で木の実販売会を初開催。以降、本業のかたわら「小林商会」として世界の木の

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