アクティブラーニング入門 2 「主体的・対話的で深い学び」をどう実現するか

小林昭文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784382057470
ISBN 10 : 4382057477
フォーマット
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
136p;19

内容詳細

画期的な高校物理授業を開始してから10年。当初から「対話力の向上」を目標にしていた授業は、期せずして文部科学省が提示した「主体的・対話的で深い学び」を実現していた。その事実と成果に基づく授業改善方法を伝授。

目次 : 1章 物理・空手・カウンセリング・授業改善と私―変化に富んだ私のキャリア形成(物理・空手で学んだ「対話」と「技(技術・スキル)」/ 空手からカウンセリングへ ほか)/ 2章 「主体的・対話的で深い学び」をどう理解し、どう実現するか―「対話的な学び」が「主体的な学び」を支える(「主体的・対話的で深い学びの実現」をどう理解するか/ 「主体的な学びをしろ!」は主体的な学びを阻害する? ほか)/ 3章 「対話的な学び」を促進する授業者のスキル―場面ごとのスキル詳細と修得方法(技を磨く「パターン化」と「定例介入」という考え方/ 「対話的な学び」を促進する授業開始前の工夫 ほか)/ 4章 「主体的・対話的で深い学び」のススメ―現場の腕の見せ所に向けて、補足と気がかり(カウンセリング・コーチング、ビジネス理論等のススメ/ 子どもだましに終わらない理論学習のススメ ほか)

【著者紹介】
小林昭文 : 埼玉大学理工学部物理学科卒業。空手のプロを経て埼玉県立高校教諭として25年間勤務して2013年3月に定年退職。高校教諭として在職中に、カウンセリング、コーチング、グループエンカウンター、メンタリング、アクションラーニングなどを学び、それらを応用して高校物理授業をアクティブラーニング型授業として開発し成果を上げた。退職後、河合塾教育研究開発機構研究員(2013年4月〜)、産業能率大学経営学部教授(2014年4月〜)などの立場で実践・研究しつつ、年間百回前後のペースで高校等の研修会講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • riviere(りびえーる) さん

    著者は元プロ空手の選手で高校の物理教師に転身、そして現在は大学教授というおもしろい経歴の持ち主。だから型にはまらない授業ができたのかもしれない。私もこの先生の授業を受けてみたいと思った。DVDは著者による高校の授業の様子。小中学校ではもう少し工夫が必要だと思う。

  • おるべあ さん

    著者の実践するアクティブラーニングについて、非常にシンプルにまとめられている。付属のDVDには、著者が特別授業として初対面の生徒に対して行った授業の様子とポイント解説が収められており、その内容も自分の授業に取り入れられる要素が多くあった。ALというと社会問題についての高度な議論や問題解決型学習をしなければならないと考えている多くの教員に読んでもらいたい。学ぶ意欲がある程度ある生徒に対しては、このように協働を促し、振り返りを充分に行わせることが効果的な学習を生むのだと思う。

  • Takashi Inoue さん

    あんまり前作と違いがない。DVDは未見。 そろそろ自分の中でいろんな方法が蓄積されてきた。混ぜて咀嚼して自分なりに創り出す時期かな。

  • masasamm さん

    アクティブラーニングの第一人者の小林昭文先生のアクティブラーニングを成功させるためにどういう工夫をしているかを、すべて教えてくれる本。アクティブラーニングがブームになり、ただにぎやかな授業がいいような変な風潮が生まれてきていたため、一時のブームは去った。しかし、「主体的・対話的で深い学び」は必要である。小林先生は自分の持っているものをすべて動員し、そしてあらたな学びを加え、自分なりの、しかも多くの人が真似しやすいような独自の授業を生み出した。授業改善の多くのヒントがつまっている本である。

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