知のモラル

小林康夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130033572
ISBN 10 : 4130033573
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
324p;21

内容詳細

他者への“開け”の中で、知の行為の妥当性を問う視点こそ、未来への希望―。さまざまな論理がぶつかり合う現実のディレンマに直面した際、人間として、どのように応答し、行為すべきか。『知の技法』『知の論理』の根底にあった知のモラルへの問いかけを前面に出し、大学の内外を問わず多くの人々と考えてみようとする。両編者による書き下ろし「21世紀の読者へ」を新規収録。

目次 : 第1部 知のモラルを問うために―21世紀のモラルをもとめて/ 第2部 モラルの地平(人権 「知」の賢慮に向けて―知とモラルそして知のモラル/ 国際法 国際法と公正―国際法の諸事例を通して ほか)/ 第3部 モラルの現場(権力と反権力 社会的公正への道―三里塚における対話/ 教育 「学校的なもの」を問う―教育の場における権力・身体・知 ほか)/ 第4部 人間の場所(遺伝子 種と個のあいだ―「利己的な遺伝子」をめぐって/ 生物としてのヒト 「奇妙なサル」に見る互恵性―進化行動生物学からのアプローチ ほか)/ 第5部 モラルの希望(主体化 真理からフィクションへ―知のエチカ・詩のエチカ/ 探求心 大学と菩提心―「般若心経」に読む知の行為の根源 ほか)

【著者紹介】
小林康夫 : 1950年東京生まれ。専門、表象文化論(芸術の行為論、テクストの存在論的分析など)

船曳建夫 : 1948年東京生まれ。専門、文化人類学(儀礼と演劇、世界志向システムなど)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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