冬の薔薇立ち向かうこと恐れずに

小林凛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784893088277
ISBN 10 : 4893088270
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
142p;21

内容詳細

小林凛、ランドセル俳人を卒業し中学生に。少年と大人のあわいで紡いだ、十七音の世界。

目次 : 第1章 春の陽の我が生き様を照らしけり(「秋」/ 「冬」/ 「春」/ 「夏」)/ 第2章 命はめぐる(小林凛/ 日野原重明)―九十歳差の「往復書簡」/ 第3章 僕は一人じゃない―心と心の「往復書簡」(やまないいじめ/ 全国から届いた応援メッセージ/ 小野江小学校との交流)

【著者紹介】
小林凛 : 2001年5月、大阪生まれ。小学校入学前から句作を始め、9歳の時に朝日俳壇に「紅葉で神が染めたる天地かな」で初投句初入選(長谷川櫂先生選)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    この度、第二集がお目見え。ランドセルを背負っていた凜くんは、学ラン俳人になりました。五七五の言の葉に紡ぐ純真な感性は、曇りを知らぬ鏡。瑞々しい一滴を一句一句で掬いました。凜くんへ一句捧げます。「光明に 凛々連るる 影法師」未来を歩む凜くんの後ろには、赤ちゃんの凜くん、小学生の凜くんの歴史が影法師のようについてくる。これまで歩んできた過去は、今を生きる道筋。第二集の後半は、全国から届いた凛くんへの激励が山と積まれています。学友からの虐めに泣いても、道を切り拓いてゆく小さな背中に私の手を添えて─

  • なお さん

    知らず涙が溢れてきた。小林凛君は2001年生まれ。9歳の時、朝日俳壇に初入選。2013年に『ランドセル俳人の五・七・五〜いじめられ行きたし行けぬ春の雨』を出版する。彼の思いが込められた句に接して、胸が一杯になった。小さな生き物達や祖父母に優しく労わる様な眼差しを向け、小林一茶が好きだと言うのが頷ける。俳句を通じて他県の小学校を訪問した時には、仲間を得られた喜びが書かれる。初めて給食を楽しく思ったと言う。九十歳差の日野原重明先生との往復書簡が温かい。「羽化したる天道虫や我に似て」「病には笑顔で向かえ鰯雲」

  • kiisuke さん

    タイトルは著者である現在中学生の小林凛くんが12歳の時に詠んだ一句。僅か944gでこの世に生をうけた凛くんは小さな身体がきっかけで小学校で壮絶ないじめを受けることに。そんな凛くんの心の支えになっていたのが俳句でした。この本には凛くんが7〜13歳のときに詠んだ俳句と、その時に出逢った100歳越の日野原重明さんとの手紙のやりとり、凛くんの句を知った全国の人から届けられたたくさんの応援の俳句などが収められています。中でも小野江小学校の仲間たちとの出逢いのエピソードには涙が止まりませんでした。

  • mari さん

    どうか一人でも多くの方がこの本を手にとって下さいますように。。。超未熟児で生まれ、生きれたことが奇跡の凛くん。それゆえに小学校で壮絶ないじめに合う。折れそうな思いを句を読むことで耐え、それが朝日歌壇の目に留まり、ランドセル俳人へと。次こそはと頑張って受験した中学でもイジメとは。。。ランドセル俳人の小林凛君二冊目の本です。凛くんの句を目にすると、なんて美しく厳しく尊い日々の中で私達は生きているのだと思います。全てがキラキラ光って見えます。凛君はまさしく観音様のようです。

  • ぐりぐら さん

    ランドセル俳人 小林凛くんの俳句集第二弾。表題は凛くんが12歳のときに詠んだもの。どの句も素晴らしく、すごい感受性だと感心。とくに90歳差の日野原さんとの俳句でのお手紙のやりとりが素晴らしい。

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人物・団体紹介

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小林凛

2001年大阪生まれ。小学校入学前から句作を始める。11歳の時『ランドセル俳人の五・七・五〜いじめられ行きたし行けぬ春の雨』を出版、話題を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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