司馬遼太郎「街道をゆく」の視点

小林修

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784023318472
ISBN 10 : 4023318477
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
140p;30

内容詳細

 週刊朝日で13年にわたって連載が続く「司馬遼太郎シリーズ」の写真を担当してきた小林修が、司馬遼太郎最後の同誌連載「街道をゆく」の視点で撮影した作品をまとめたファースト写真集。2017、18年と2年連続で日本雑誌写真記者会賞の最優秀賞を受賞した小林の作品と司馬文学のコラボレーションをお楽しみください。
 小林が写真を担当する連載の再録を中心に構成し、18冊で延べ90万部を超える週刊朝日ムック・司馬遼太郎シリーズの中から、厳選した約100点の写真を収録する。「街道をゆく」「坂の上の雲」「幕末」「宗教」「この国のかたち/風塵抄」「戦国」の六つのテーマに分け、写真の一部には連載・ムックと同様に司馬作品の「ことば」を盛り込む。小林とともに13年にわたって連載の執筆を続け、「街道をゆく」の最後の担当でもある週刊朝日編集委員・村井重俊が、小林の作品と司馬文学を結びつける解説を掲載し、司馬氏の小説のファンの方にもよろこんでもらえる内容です。

【著者紹介】
小林修 : 1966年生まれ。1990年、立教大学英米文学科卒業。同年、朝日新聞社に入社。出版写真部で「アサヒグラフ」「週刊朝日」などの撮影を担当。2003年、2017年、2018年、2019年、日本雑誌写真記者会賞最優秀賞を受賞。現在、朝日新聞出版写真部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジャズクラ本 さん

    ○街道をゆく等の作品から司馬のワンセンテンスを抜き出し、その一文に合わせて小林修の写真を掲載した写真集。作品を読んでいるときには知らず知らず読み流していた一言に改めてハッとさせられる。写真は現代のもののため若干の違和感が拭えなかったのだが、撮影した小林氏は司馬の執筆した当時の風景が沸き上がってきたものを収めたと書いている。その空気感、解るような解らないような。。自分が作品を読んだときのことを思いだしながらじっくり眺めました。

  • koji さん

    著者(写真家)小林修さんが巻末にこう書いています。「写したいという欲求を傍らに置き、吹いてくる風や差し込む光に身をゆだね、少しだけ司馬さんの言葉に思いをはせる。すると、歴史を超えた風景が立ち上がってくる」。本書はこんな瞬間を集めた贅沢な写真集です。司馬さんの匂い立つような言葉と小林さんが身を委ねた風景の取り合せ。一例あげると、(言葉)「奈良の都は、わずか八十余年の寿命でおわった。(略)捨てるには惜しかったような気もする。」(写真)夕焼け、奈良の山並みをじっと見ている鹿の後ろ姿。いつまでも眺めていたいですね

  • がんぞ さん

    産経新聞連載『竜馬…』でブレイクし、エンタメを経て、戦争罪悪感(GHQの期待したもの)の残る昭和40年代、明治を称揚した『坂の上の雲』で日本社会中核メンバーのベストセラーとなった。次々とビジネスマン向けの新機軸の講談を書いていたが、毎日新聞連載『翔ぶが如く』は失敗作。封建時代人士は活き活きと書いたが、国際政治論理と西郷隆盛の情の衝突は処理しきれず。明治の成功は江戸時代の封建道徳の精華だった?/週刊朝日連載「街道」は、大陸・半島からの揺籃を重視し、天皇制を醒めた目で分析する。小説破綻を逃れルポでライフワーク

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