基本情報
内容詳細
“世界のクロサワ”の全作品を、戦時中からリアルタイムで見続けてきた著者が描く、名監督の栄光と挫折、喜びと苦悩。そこには、時代と格闘した映画作家としての黒澤明がいた―。『姿三四郎』『生きる』『七人の侍』から晩年の作品まで、最もストイックでヴィヴィッドな視線を投げかける、小林信彦の黒澤論。
目次 : 「姿三四郎」で戦時下に登場/ 「一番美しく」と「續姿三四郎」/ 民主主義って何だ?―「虎の尾を踏む男達」と「わが青春に悔なし」/ 「素晴らしき日曜日」と無名の新人/ 「酔いどれ天使」―同時代性の衝撃/ 「静かなる決闘」と「野良犬」の陶酔/ 「醜聞」、「羅生門」と宮川一夫/ 幻の秀作「白痴」/ 余裕と話術の傑作「生きる」/ 「七人の侍」の明暗〔ほか〕
【著者紹介】
小林信彦 : 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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望月衣塑子そっくりおじさん・寺 さん
読了日:2014/03/24
Willie the Wildcat さん
読了日:2015/07/08
えか さん
読了日:2023/09/15
midnightbluesky さん
読了日:2012/04/04
やいとや さん
読了日:2012/11/29
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人物・団体紹介
小林信彦
1932(昭和7)年、東京・旧日本橋区米沢町(現・中央区東日本橋2丁目)に和菓子屋の長男として生れる。幼少期より、多くの舞台や映画に触れて育った。早稲田大学文学部英文科卒業後、江戸川乱歩の勧めで「宝石」に短篇小説や翻訳小説の批評を寄稿(中原弓彦名義)、「ヒッチコックマガジン」創刊編集長を務めたのち、
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