彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!

小林エリカ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480815774
ISBN 10 : 4480815775
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
128p;19

内容詳細

リーゼ・マイトナー、伊藤野枝、メイ・サートン、ヴァージニア・ウルフ、マルゴー・フランクとアンネ・フランク姉妹、湯浅年子…この女を見よ!科学者、詩人、活動家、作家、スパイ、彫刻家etc.「歴史」の中で、おおく不当に不遇であった彼女たちの「仕事」がなければ、「いま」はありえなかった。彼女たちの横顔を拾い上げ、未来へとつないでいく、やさしくたけだけしい闘いの記録。

目次 : マルゴー・フランクとアンネ・フランク姉妹/ 伊藤野枝/ シルヴィア・プラス/ エミリー・デイヴィソンの葬列を組む女たち/ ヴェルダー・マーヨ(長谷川テル)/ ロザリンド・フランクリン/ 婉容/ ブラック・イズ・ビューティフルを歌う女たち/ マタ・ハリ/ クララ・イマーヴァール/ エミリー・ディキンスン/ 水曜日にその傍らに立ち続ける女たち/ ヴァージニア・ウルフ/ エウサピア・パラディーノ/ マリア・スクウォドフスカ=キュリー/ ラジウム・ガールズ/ 湯浅年子/ ミレヴァ・マリッチ/ 貞奴/ 学校へ通う少女たち〔ほか〕

【著者紹介】
小林エリカ : 目に見えない物、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。私的なナラティブと社会のリアリティーの狭間を追体験するようなインスタレーション作品も国内外で発表。近年は、音楽家の寺尾紗穂とかつての歌を甦らせる音楽朗読劇シリーズの脚本も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • fwhd8325 さん

    戦争というと「第二次世界大戦」のことと思ってしまうのですが、この戦争前も後も、世界では戦争が絶えたことはありません。その戦争において、声を上げられなかった、上げた声を封殺されてしまった歴史があります。その歴史はほとんどが女性によるものです。女性だから…それを考えると、それはいつから?何で?と疑問が浮かびます。その答えは見つかりません。短くまとめられたバランスのよい構成だと思います。

  • ぐうぐう さん

    女性というだけで虐げられてきた彼女達の記録。それを小林エリカは「戦争」と呼ぶが、ただ仕事をしようとし、ただ生きようとしただけなのに、女性にとっては闘いを強いられてしまう理不尽さが、その言葉には込められている。ロザリンド・フランクリンやマリ・キュリーといった、小林がこだわり続けてきた主題に関わる人物もいれば、エミリー・ディキンスンにヴァージニア・ウルフら文学者、あるいは婉容とマタ・ハリのような歴史の犠牲者、さらにラジウム・ガールズやヒロシマ・ガールズといった歴史に埋もれがちな人々をも(つづく)

  • はる熊猫 さん

    歴史上の女性たちの壮絶な生き方、理不尽な死。短くて読みやすかった。絵も良い味出してる。「私がしなければならないのは、まず自問だ。」ジェンダー格差や人種差別は、まだ日常にあふれている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

小林エリカ

目に見えない物、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。私的なナラティブと社会のリアリティーの狭間を追体験するようなインスタレーション作品も国内外で発表。近年は、音楽家の寺尾紗穂とかつての歌を甦らせる音楽朗読劇シリーズの脚本も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品