ねこの町のリリアのパン たべもののおはなし パン たべもののおはなしシリーズ

小手鞠るい

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062204392
ISBN 10 : 4062204398
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
80p;22

内容詳細

リリアの店のやきたてパンをめしあがれ!おはなしを楽しみながら、たべものがもっと好きになる!小学初級から。

【著者紹介】
小手鞠るい : 1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1981年「詩とメルヘン賞」、1993年「海燕」新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞受賞、2009年絵本『ルウとリンデン旅とおるすばん』(北見葉胡/絵)がボローニャ国際児童図書賞を受賞

くまあやこ : 1972年神奈川県生まれ。中央大学ドイツ文学専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 野のこ さん

    小手鞠さんの児童書。お花がたっぷり飾ったリリアさんのパン屋さん。いつも親切なジョンソンさんへのご招待。ふぁっと香るこうばしさ。お日さまみたいなカスタードクリームのデニッシュ、星くずのようなアーモンドたっぷりの三日月のクロワッサン。むくむくとしあわせな気持ちがふくらむリリアさんのパン。それらはヘレンさんとのたくさんの思い出もつまっていた。元気になってほしいと願うレオとルル、そしてリリアさん。やわらかくてふんわりした気持ち。心をこめるという魔法。素敵な絵本でした。

  • クマシカ さん

    絵がすごく可愛い。出てくるパンがどれも美味しそう。悲しいときも寂しいときも空腹はやってくる。どうせ食べるのなら美味しくて少しでも心が晴れるものを食べたい。ときには励ましの言葉よりも美味しいものが力になる。それにしてもバターたっぷりのクロワッサンやブリオッシュを連続で食べるもんだから胸やけがしてくる(笑)悲しみの只中にあるとき、意外と身内よりも少し関係が遠い人の何気ない気遣いの方が身に沁みたりするものだ。

  • マツユキ さん

    たべもののおはなしシリーズ。いつものように猫の双子が遊びにやってきましたが、元気のないジョンソンさんは…。そんな事情があるとは思わず、辛い。心配した双子のお母さんに、家に招待されて…。甘い、焼き立てパンは、心までふわふわになりそう。優しいお話。

  • 花林糖 さん

    (図書館本)パンが食べたくなるお話。幸せな気持ちになれるパン、どんな味なのかな。

  • おくらさん さん

    悲しみを癒す方法は、その人のことを思って行ったコトなのだろう。 気持ちが伝わるということが、生きている喜びがカラダじゅうにみちてくることなんだなぁ。 それがリリアさんの作ったパンだったのですね。 わかりやすい展開でホッコリしました。

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人物・団体紹介

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小手鞠るい

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1993年、「おとぎ話」(『玉手箱』所収)で海燕新人文学賞を受賞し作家デビュー。2005年、『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞を受賞。2019年、『ある晴れた夏の朝』で第68回小学館児童出版文化賞を受賞。アメリカ・ニューヨーク州ウッドストック在住

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