子ども家畜論 教育は問答無用で叩き込む

小川義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396612887
ISBN 10 : 4396612885
フォーマット
出版社
発行年月
2007年06月
日本
追加情報
:
19cm,235p

内容詳細

子どもの武器は、「個性」よりも「素直さ」。子どもに「服従する」心を養う教育とは。「伸びる子ども」に育てる躾とは。カリスマ校長がゆとり教育の歪み、学力低下の本当の原因を鋭く語った新教育論。

【著者紹介】
小川義男 : 埼玉県の私立狭山ヶ丘高等学校校長。1932(昭和7)年、北海道生まれ。中学校で代用教員を務めた後、1959年に北海道教育大学卒業。早稲田大学大学院修士課程修了。北海道、東京都で小学校の教諭・校長を歴任し、1996(平成8)年より現職。着任後、短期間のうちに同高校を有数の進学校に育て上げた。現在も英語教育を通じて高校生を直接指導する。そのかたわら、講演・執筆活動を精力的に続け、独自の教育論・社会論を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • bigtree さん

    高校教員になる前に、書店で感じるところがあって購入した本です。そのときも相当学ばせてもらったけれど、今年初担任の一年を終えて再読したらものすごい本だと再認識しました。賛否両論あるとは思いますが、生徒の内面にある良さを引き出すためにはカウンセリングマインドよりも前に躾だぞということです。そのとおりだと思います。そこを根本的に履き違えていた自分。ああ恥ずかしい。あやうく友だちみたいな先生になるところだった。

  • K さん

    タイトルが過激ですが、中身も過激でした。本文中に『生徒を半殺しにする』という表現がありましたが、そこまで言い切れるこの著者の躾に対する情熱は並々ならぬものでした。自分は高校生を教える立場ですが、高校生もまだまだ子どもだという認識をしっかりもって厳しく指導に当たれないとお話にならない。彼らを説得させるには、説得力よりも『迫力』が必要…まさにその通り。ダメなものはダメだときつく叱れる大人になれるように日々精進しなければ。

  • HITO さん

    強烈なタイトルとは裏腹に、誰よりも子供の将来と現在の教育現場を憂えている筆者の想いが伝わってきた。間違いなく教育には「なぜ?」と理由を考える、あるいは説明する以前に問答無用でしつけるべき事が存在する。そもそも我々は日本語を国語として選択したわけではない。母国語だから、気づけば習っていたのである。賛否両論ありそうな内容であるが、どちらの態度を取るにせよ、叩き上げのキャリアから産み出された重みのある言葉の数々は一読の価値がある。

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人物・団体紹介

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小川義男

1932年、北海道生まれ。私立狭山ヶ丘高等学校校長。中学校の代用教員の後、1959年、北海道教育大学札幌分校を卒業、亜細亜大学大学院法学研究科、ならびに早稲田大学大学院商学研究科各修士課程修了。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。北海道および東京都で公立小学校の教諭・教頭・校長を歴任し、

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